ツンデレ店員

2017.07.26 Wed | CATEGORY:つぶやき

今まで、シリコン製のiPhoneケースと、

売ってた中で一番高い保護シートを着けて

いたので、多少落としてもぶつけても!

無傷だった私のiPhone。

ところが、先日落とした時、シリコンカバーが引っかかって

めくれ、シートがカバーしきれていない角

から落ちて、ついにヒビが。。。

少しの傷ではあったのですが、内部に支障がでると

良くないので即アップルの正規修理代理店へ。

保険にも入っていたので3500円ほどで

直してもらえることになりました。

そこの受付のお兄さん(あきらかに年下なのでお兄さん

は失礼かもしれませんが)との会話です。

私「この程度の傷なら、直さなくてもいいのでしょうか?」

店員さん「僕ならほんのちょっとの傷でも絶対

直しますけどね。余談ですけど、本でも

ちょっとでも折れ曲がったら書い直します」

私「え!人に本を貸せないタイプですね」

店員さん「そうなんですよ、こないだも雑誌

貸したらシワが言ってたからめちゃ怒りました。

人にモノ借りたら自分のものよりも大事にしないと

ダメでしょ」

私「まぁ、ね。。でも。雑誌は少しはしわになるでしょ!

私は(あなたから)借りたくないなぁ(笑)」

店員さん「お客さんみたいな人には絶対

貸さないから、大丈夫です」

私「・・・・・(苦笑)」

店員さん「あ、アメちゃんどうぞ」

・・・という。

ツンデレです。

でも、なんだかとても印象に残りました。

ツンデレってお得なキャラですよね。

うちのスタッフにもいるのです。ちょっと

愛想ないな、って思うのですが、

お客さんの一言でめっちゃ笑ったりとか・・。

もう少し愛想よくしてほしいとおもいましたが

その店員さんを見て、こういうのも

ありかな!とおもいました。

私には恐ろしくでできないですが。。

キャラとしては、ありかもしれません。

お客さんもとても楽しそうだし・・・。

身につけたい技ですね!

 

好きな本

2017.07.21 Fri | CATEGORY:日々のおもい

今から11年前に「コトハナセミナー」という人前で

話す話し方、のセミナーに行っていました。

話し方、というより人間力、が上がるような、とても印象深い

時間を過ごしました。

その、卒業生が行くクラスで、「おすすめの本」を紹介する

というテーマがありまして、、みなさんは賢そうな本を

紹介しておられる中、私はただ一人漫画を持っていって

しまいました(笑)。。もちろん、本も好きですし昔はたくさん

読みました。けれど、その時の私にはこの、漫画が人生に

無くてはならない一冊だったのです!!

それは、「まんが道 (第五巻)」。藤子不二雄A先生の作品です。

ドラえもんでご存知の藤子不二雄は、

藤子F不二雄先生と 藤子不二雄A先生のお二方で組まれた

漫画家ユニットです。(今風で言うと。)

ざっというとそのお二人が、富山県から上京して漫画家になるまでの

道を描いたストーリーです。満賀道雄という主人公は、母と妹の

3人ぐらしで、その家計を支えるためにも、大好きな漫画家の道を

諦め、新聞社に就職しました。しかし、諦めきれず、働く傍らで

漫画を書き続けいました。

しかし、仕事も漫画も両立が難しくどちらも中途半端に

なっていたときに、新聞社の先輩から教えてもらうのです。

「黒澤明監督が無名だった頃、助監督をしながら、家に帰って

脚本を書いていた、寝る時間を惜しんでがむしゃらにやった。

二足のわらじを、二足ともきちんと履いていたのだ!」

と。

それで満賀道雄ははっとするのです!どちらも中途半端な自分に

気づき、死ぬ気でがむしゃらにやらないと夢はかなわない!と思うのです。

(あぁ、熱く語ってしまってすみません(笑)・・・)

当時、私は花屋に勤めていたのですが

月~金はその職場で花のレッスンに携わる仕事をし、

土曜はボランティアのようなもので、別のところでウェディングのお花を手伝い

日曜は小さな花屋さん、でもオーナーのセンスが大好きな花屋さんで

お手伝いさせてもらっていました。

そうです、休みはありませんでした!でも、いつか自分の店を

持ちたい!という一心でしたので、そんなことはへっちゃらでした。

へっちゃらだけど・・・少し無理をしていましたし、こんなことで本当に

店が持てるのか?と疑心暗鬼でもありました。

そんなときに前から持っていたのですが、改めて読み返してみた

「まんが道」。第5巻の、そのストーリーで「うわぁぁ!!!」と

なるのです。

いいんだ、これで!そしてもっと頑張らないと!!!

と迷いがなくなりました。自分の進むべき道がしっかりみえた

瞬間でした。

ですので、私のまんが道第五巻の真ん中あたりは

涙や汗で波打ってます(笑)。。

今でも、壁にぶつかるとこの本を出してきて当時の想いを

思い起こすのです。

そろそろまた必要な頃です。。。。。まんがといえども心を

揺さぶられる事があるものです。初心を思い出すことは

本当に大切ですね!

 

ちなみに、このように熱く語ったそのセミナーでは

いつもは優しい講師の先生は、漫画だということは

想定外だったようで、冷ややかな目線でした(笑)。

 

マスコットが繋いだ縁

2017.07.17 Mon | CATEGORY:日々のおもい

今から15年ほど前。

花屋で働き始めて間もない頃です。

1つのマスコットに出会いました。

彼の名はジェームス。小さなクマです。

小さな花のアレンジに、このジェームスの

マスコットをさすとお客さんにとても

喜ばれました。

いろいろなバージョンがあり、夏は祭りスタイル、お月見、クリスマス、正月、いろんなジェームスがいました。

そのユーモアに心奪われ、

私がプンダミリアを開店してからも

どうにかそのメーカーさんを探し出し

仕入れさせていただくことになりました。

いろんな雑貨をつくっているメーカーさんなのですが

マスコットシリーズはほぼすべてのものを

仕入れて販売しています。
ある時、その会社の営業の方がはじめて

はじめてうちに来られました。

たくさんの、そのメーカーさんのマスコットを使った

プンダミリアの商品をみて驚いておられました。

嬉しいことに、とても感動してくださり、

たくさん写真を撮って帰られました。
その数ヶ月後、その会社の専務さんとデザイナーさんがきてくださいました。

そこでも大変喜んでくださいました。
その数ヶ月後、その会社の社長さんが来てくださいました。

とてもとても感動してくださり、

こういう、

1つ1つの商品に思いをこめて、丁寧に愛情

持って作るということが大事だと

思っていますので、本当に共感

できます、とおっしゃいました。
来られたみなさん、とても素敵な、みなさん

とても暖かい方たちで

こちらの心が洗われるようでした。
それから、、何度もその会社さんに私も

足を運び、コラボの商品を作ることにまで

なっています。

そのメーカーさんの商品はどれもとても丁寧に作られていて、

中国製、というと仕上がりに

心配がありますが

こちらの商品は、いいものを作りたい!という思いの現地スタッフさんと

丁寧に商品化しているとのこと。

本当に梱包まで丁寧で綺麗なのです。
先日、また社長さんがきてくださいました。

決して、『教えてあげるよ』という姿勢ではなく

こんな年下で力もない私のことを尊重してくださり

お話も惜しまずいろいろしてくださる

心暖かい、丁寧な、とってもとってもいい方なのです。

こんな社長さんと、そしてその会社さんと

お付き合いできること、幸せに

思います。大きなメーカーさんなので

普通は、一小売店にはわざわざ足など

運ばないと思うのですが、こうして

何度も、そして社員さんみなさんがきてくださって

商品をみてくださるなんて

感動です。

そんなご縁を繋いでくれたのは

他でもない、ジェームス。こちらはいまは生産されていませんが、

似たクマがいまして、それは

プンダミリアの1番の人気者です。

彼に感謝、です。

ぎおんまつりとわたし

2017.07.14 Fri | CATEGORY:日々のおもい

京都は今、祇園祭一色です!

たくさんの鉾や山が立ってきて
町のあちらこちらから「コンチキチン」が
聞こえてきます。録音を流すものもあれば
練習している本当の音色も・・・。
いいですね~。

年齢とともに祇園祭に対する興味が
深まってきました。
これも、演歌みたいなもので
子どものときは「じじくさい、ばばくさい」
と思ってたものが、
本質を知るにつれて、興味が湧いてくるのです。

京都に来たばかりのころ、今から20年ほど前は
ほとんど祇園祭の知識はありませんでした。そのころ
アルバイトをしていた
「ハーゲンダッツ河原町店」(今はなき)
が祇園祭のときは寺町四条で
テントを出して販売していたので
アルバイトで大忙しでした。
抹茶味が発売したてで飛ぶように売れ、
バスで西院のショップに分けてもらいに
行ったこともありました。。

そのころからもっと興味深く見ておけば
よかった・・・とおもいますが、まぁそれは
若者だったのです。
若者にとって祭りは遊びの場所。
ただ歩いて露店をめぐったり、はしゃぐ
だけのものでした。。。
私にもそんな時があったのでしょうか。
(わすれました)

この歳になり、祇園祭の意味、それぞれの鉾や山の
役割、飾りなどに興味を持つようになりました。
知れば知るほど奥が深く面白い。
街中の厄を落とす山鉾。
巡行の順番を決めるクジで
その年の京都の運勢が決まる!(ようなもの!)
それも面白いです。

山鉾自体も、間近でみると、かっこいいーーー!!
そして
なんともいえない風情。夏が来た!という
感じです。
例え、山鉾のために通行止めで
「あちゃー」となっても、それはそれで
いいのです。うちに来るお客さんも
山鉾で通りにくくて「かなんわー」といいながらも
どこか嬉しそうなのです。

という私は、まだ今年は山鉾を見に行けておりません。
しかし、今年は3連休がそのまま祇園祭の
宵々山、宵山、巡行
と続く偉い年です。偉い人出になりそうです!

京都人がどことなくそわそわするこの3連休。
みなさま、それぞれの祇園祭を
お楽しみください!

言いたくないけど、、暑い。

2017.07.10 Mon | CATEGORY:日々のおもい

夏です。京都では毎日夕立が来て

それもすごい強い勢いで、一瞬でも外にでれば

びしょ濡れになるほどです。

夏本番に突入ーって感じですね。
そんな理由からか、最近は、贈り物にお供えのお花をご注文

いただくことが多くなりました。なんでかって?

暑くて湿度も高いと、、生花にとっては

最悪の条件ですよね。

生花を生けている水にバクテリアが発生し

水が濁って、、茎をダメにしてしまいます。

茎がダメになると、水を吸い上げられなくなり

お花も枯れる(T ^ T)のです。

しかも、湿度で葉や花びらにカビが発生

したりもします。
こういったことを防ぐには!こまめに水を換える、茎を切り直す、といったことが

必要です。そうすると、なんとか少しは長持ちしてくれます。
でも!昨今、お忙しくしていらっしゃる

皆さんはなかなか手間がかけられない。

そこで!

夏にプリザーブドフラワーをお供え

することが多くなりました。

さらには!何か手土産、、と考えた時

お仏壇があるお家への贈り物に

プリザーブドフラワーのお供え用

を送ることが多くなったのでは?と

勝手に推測しております。

ですので、、夏にふさわしく

飾っていても涼しげなお花を

ご提案しております。とても小さいものもあります。小さくてもお仏壇にはちょうどいい時があります。
ほんのちょっとした心遣いという意味でも

手のひらサイズのお供えプリザーブドフラワーも

よいですよね。

※写真は少し大きめのものです。

とにかく、暑いですので

三条界隈に来られたら、涼しい

プンダミリアで一休みしていってください。

雨宿りも大歓迎です。

タイムスリップ

2017.07.07 Fri | CATEGORY:日々のおもい

趣味が特に無いと言った私ですが、趣味というほどではないですが

好きなこと一つ忘れていました。

コンサート・ライブ・演劇などの鑑賞です。

生で楽器の演奏を聞いたり歌声を聴いたり、スポーツを

観戦したりと言うのは画面やスピーカーを通して感じるもの

と全く別物の感動がありますよね!

先日は、結成30週年を迎えたスピッツのコンサートツアーに行ってきました。

やっとのことでとれたチケットはとってもとっても遠い席(笑)

メンバーのシルエットがどうにか見えるかなぁという距離です。

それでも、かれこれ25年来のファンでして、どの曲もとても感慨深く

聞き入ることができました。

しかし、音楽というのは不思議ですよね~。。

聴くと、タイムスリップしてしまうような曲が、みなさんにも

あるのではないでしょうか。

私はスピッツの『日なたの窓に憧れて』という曲を聴くとぎゅーっと胸が

苦しくなるような切ない気持ちになります。

あれは・・・大学2年生ぐらいだったでしょうか。ひどいひどい失恋をして

それを忘れるべく、アルバイトを2件掛け持ちして、没頭していたときが

ありました。(もっと勉強に没頭しておけばよかったのですが)

そのときに、考える時間を作らないようにしていたので、バイトの掛け持ちも

こっちがおわったら、即こっち!という感じで入っていました。

時間がないので自転車で西京極駅から葛野大路をぶっ飛ばしながら大音量で

この曲を聞いたものです。(あ、自転車乗りながらのイヤホンは危険なので

おやめください(笑)!)

それは秋だったのでしょう、この曲を聴くと、秋の金木犀の匂いが漂ってくるのです。

先日のライブでこの曲をやってくれまして、しばし当時にタイムスリップ

し、どことなく金木犀の匂いを嗅いだのでした。

あのときはとてもつらい思いをしましたが、そうやって切ない気持ちになると

言うのは、、なんか、なんか、なんか、いいですよね~。

誰しも心の中にある思い出。みなさんの『思い出スイッチ』になる

曲、ぜひ教えてください。

梅雨が。

2017.07.04 Tue | CATEGORY:日々のおもい

梅雨らしい天気というのか、じめっとした気候が

やってきました。7月に入った途端。すごいですね!そういうもんなのですね、。

この重苦しい空気、とても不快です。

身体も、(いつもですが)さらに重く感じて肩や足が

疲れます。そこで、友人とリラクゼーションサロンというのでしょうか

通りすがりにマッサージに行きました。2人でいったので、二人、担当の方が

やってきました。

1人はおじさん、1人は同世代の女性です。

頻繁にはいきませんが、たまにこういうところやアロマのお店に

行くときはずっと女性です。絶対女性がいい、、と思っていましたが

私の担当がおじさんでした。

(おじさん、かぁ(T_T)・・・)と内心思ってしまいました。やはり

この年でも身体に触れられるのは男性より、女性がいいのです。

足が疲れているとお願いしたのに、足はさらさら撫でる感じです。

(もっとぎゅーっとおしてほしいのに!)でも、いつかきっとぎゅーっと

してくれるのではないか・・・・・と期待していました・・・

しかし、最後までそんな感じで終了時間が来てしまいました(笑)

あまりすっきりした気もしません。

けれど、その方が最後に「ふくらはぎにはたくさん毛細血管が

通っていてあまり強く揉むとかえって良くないんです、血行を

良くするようにしたり、毎日15分ぐらいでも足をソファなどにあげて

あげるだけでも良いですよ。それから・・・と自分でできる簡単ストレッチは・・・」

といろいろ教えてくれました。

あぁそういうことね!いい人!と単純な私は思いました。

結果、

満足度は上がったのです。本当に単純・・・!ですがお客様の

気持ちってそういうところなんだと思いました。

きちんと説明して、納得してもらって

丁寧な対応をする。もちろん商品そのものも大事ですが。。。

またまた教えられました。

教訓を生かさなければ!スタッフにも伝えてお客様目線

大事にしたいと思います。

 

 

 

 

 

鬼に花束

2017.07.01 Sat | CATEGORY:日々のおもい

先日、NHKスペシャルで

妻はなぜ夫にキレるのか

という番組をやっていました。

キレる、という行動を科学的に分析して

脳の構造から理解する、という番組の趣旨でした。
男女の脳は働きが違い、女性は記憶している

ことを男性は大まかにしか

覚えていないとか、、そういったことで

的確な返答を妻にしないことが

妻のイライラを増加させるといった内容だったように記憶しています。

ぼーっとみていたので詳細は忘れました(笑)

オキシトシンという、本来母親が子に接するときに出る愛情ホルモン(幸せホルモン)と呼ばれているものが増加するときには

幸せに満ち、穏やかになるのだそう。
それにたいするのはテストステロンという本来男性が持つ、強さを表すホルモン、こちらは攻撃的になる、ホルモンだとのこと。

妻も社会に出て働くことが多くなり、人間の生活の変化からそれが逆転現象に

なりつつあるみたいです。

そういうことから妻が夫にキレやすくなるようです。
そのあたりの事は曖昧な記憶ですので

この辺で終わります(笑)。

本題はここから!
結婚28年のあまり夫婦仲の良くない夫婦が

でていました。

妻が夫に対して過去からの不信感がぬぐえなくて

不和が続いてるのだそう。

そこで、解決すべくアメリカからなにやらたいそうな学者さんがきて

2人を個室の高級なレストランで食事を

させました。

(んなばかな。こんなことで、28年の恨みつらみが消えるのか)と内心思ってしまった

私ですが、妻に取り付けた脳の値を測る

ものを見ると、夫がある贈り物をしたことで

妻の脳に異変が起きたのです‼️
それは、、、

お花でした!
怖そうな妻が、お花をプレゼントされると

びっくりとともに幸せホルモンが増加して

気持ちにも変化が起きたのです。

なんとなく、お花って癒されるよね〜とか

いいますが、そんな曖昧なことではなく、

科学的に立証されたも同然です。

私は花の仕事をしている身ですが正直とても驚きました。
お花って!お花って!お花って!なんて

偉いヤツ‼️おまえさん、すごいね。

と褒めてやりたいです。
お花をもらった妻は、これからはもう少し優しく夫に接することを誓いました。
番組では、オキシトシンを鼻にスプレーすると、夫婦が急接近してキュンとし合うという実験を成功させていましたが

残念ながらオキシトシンは売っていないとのこと。

それなら!お花をプレゼントすればそれに変わる効果になるのでは!

世の男性、いや、もはや女性でも、パートナーにお花をプレゼントして、幸せホルモンを

増加させ、互いの距離を縮めては!
【鬼に花束】鬼のような怖い存在でも花束をプレゼントすると気持ちがやさしくなる例え。
とことわざに足される日も遠くないのでは!