母の日の贈り物

2018.04.14 Sat | CATEGORY:日々のおもい

さて、4月も半ばに差し掛かり
私たち花関係の人は母の日の準備で忙しく
なりつつあります。

今年の母の日は5月13日。
5月の第2日曜と決まっています。

「母」って、大きな存在ですよね~。

多くの場合、父だって家計を支えるために外で働き
お給料を稼いでくれるのですから、
とても大きな存在ではあると思うのですが、、
やはり母の愛には変えられないというところでしょうか。

さて、毎年考えます。
本当にお母さんがしてもらって嬉しいことって
なんでしょう?

高価なプレゼント?
旅行?肩たたき券(笑)?

どれでもなく、
子どもが健康で、優しい子に育ち
楽しく毎日を過ごしているということなのではないか?と
私は思います。

そのことを、伝える、
私元気です、毎日たのしくやってます!
それはお母さんのおかげ!って
いうのを伝えるのが
1番のプレゼントなのではないかなぁと思います。

だから、プレゼントはなんでもよくて、
要はその伝えるツール、なのではないかと思うのです。

お花は、言葉がなくてもそれを伝えてくれる、
そんなツールにぴったりのアイテム、
だからこそ、世界各国でお花が一番贈られるのかなぁと
思います。(宣伝ではないですよ(笑))

一番大切な人、お母さん。そのお母さんに
贈るものとして花、という素敵な文化がずーっと続いている、
それがとても嬉しく思います。

プレゼントは無くてもいいのですが、
ありがとうという気持ちを込めて
元気で楽しくいます!ってことを
ぜひ伝えてくださいね。
【5月13日。母の日。】

ふれかんて・・魚棚・・そして・・

2018.04.13 Fri | CATEGORY:日々のおもい

昔、六角新京極に
「ふれかんて」というカフェがあった。
始めていったのは大学生の時。

その頃はカフェというものがあまりなく、
いまの「カフェ」の草分け的存在の可愛い、
柔らかい木の雰囲気の店内で
そして特別な美味しさもあり、
街に出るたびに通ったお店だった。

ある時、ふれかんてが閉店してしまった。
途方にくれたころ、不思議なオーラの
とても中性的な人に出会った。

なんか、とても気になる存在。。
名刺交換して住所をみると・・・
ふれかんて、の1階ではないか!

「ふれかんて」っていうカフェが
ありましたよね??

と聞くと
それは私の妹なんです。
と。

なんとふれかんて店主のお兄さんだった!!

ふれかんてのビルの一階で料理屋さん
をしているという。いままであまり気にしたことが
なかったが、たしかに高級感ある
日本料理屋さんがあったかも。
そのお店の名前は
「魚棚」。(ウォンタナ)
魚がしをしていたおじいさんが
開いたお店だそう。

ある日、そのそのお店に
仕事終わりに頼まれたお花を
届けに行った。その頃のわたしには
まだまだ敷居が高く、そのお店の料理を
食べて帰る、なんて粋なことできなかった。

でも興味深そうにメニューを見ていた。

「よかったら、ひとつでも、何か簡単にお出ししましょうか?」
と声をかけてもらって

私の財布で払えるぐらいのものを、と思い
ひとつ注文した。

確か、おろした秋刀魚を綺麗にくるくる巻いてある
ソテーのようなもの。
それとビール。
そんなんでいいのかな、って思ったら

白ごはんとお味噌汁、お漬物も
出してくれた。
本当はそんな定食屋のような食べ方を
するお店ではないはず。

さらに、なんとそこには
ふれかんてのデザートメニューが!

これはかなり衝撃だった。
泣きそうになった!妹さんから
いくつかレシピを受け継いでいるらしい。
再度、あのメニューに、あのお皿に、出会えるとは!

それからこのお店の虜になり、なんどもなんども
訪れた。
親しい人には必ず紹介
したくなり、しょっちゅう行っていた。

ときに私の体調が良くないときには
茶碗蒸しを出してくれたり、

メニューにない料理を出してくれた。

犬連れの友達もOKしてくれた。

それは、贔屓ではなく、彼の心遣いで
みんながそういう心遣いに惚れて
通ったのだと思う。

最近は私も忙しくなかなか行けていない
と思っていた矢先

閉店の知らせが来た。

料理長であるお父様が80歳を迎え
それを機に閉店するとのこと・・・。
予約が取れないほど流行っていたのに
もったいないぐらいである・・・。

とってもとっても悲しくて、寂しくて
これから私はお気に入りの人を
どこに連れて行けばいいの?

不安な気持ちにもなった。

とりあえず、行こう!閉店を知ってから閉店まで2週間。
2回行くことができた。

2回に分けでお気に入りの料理を堪能し
ふれかんてのデザートもしっかり
いただいた!

想い出いっぱい、魚棚さん。
「いままで美味しいお料理、
店主のステキなおもてなし、
ありがとうございました!!!」

沢山の人に愛される「じゅんじゅん」はきっと
これからも楽しいこと考えてくれるはず。

しかし
お気にいりのお店が一つまた一つと
閉店するのは寂しいな・・・・・

花と団子?

2018.04.06 Fri | CATEGORY:日々のおもい

今年はもう既に桜が散りはじめて
ここ京都も、満開のときはあっという間、
今は桜の花びらが舞い散るのを
目で楽しんでいます。

この時期毎年感心していることがあります。

通年みなさんそこまで
「お花」に興味ないですよね、普通。
でも春になるとニュースも、人々の話題も、
SNSも「桜」のことばかり。

桜というのはすぐに散ってしまうから
魅力的なのでしょうか・・・。
桜の開花予想を真剣にニュースでやっている
ところを見ると「なんて平和だなぁ」と
ほのぼのします。

さて、そんな桜満開の3月終わりに、
ランチレッスンを開催しました。

柳馬場通りと御池通の北東角にある
イタリアンレストラン「strada(ストラーダ)」さんにて、
プリザーブドフラワーのレッスンの後
美味しいランチをいただくという企画です。

レストラン内でのレッスンですので
(個室ですが)お花を作っているときから
にんにくとかパンのいい香りが・・・・

各曜日の生徒さんが集まったため
この日初対面の人も多かったのですが
この香りにつられて「美味しそう・・・
集中できない・・・」などと声が漏れると
皆でくすくす・・・場が和みました。

お花はもちろんいつもどおり、ステキに出来上がり
さぁ、お楽しみのランチ!

出来上がった作品を前に、
他の教室のみなさんの作品の色合いや
お花の指し方について褒めあいながら
いただきました。

前菜のアラカルトと
焼き立てパンでみんなテンションがあがり!
10種類以上から選べるパスタで、大満足!
デザートまで美味しくてお腹いっぱい!

お話していると、実はご近所さんだったり
意外な共通点があったり・・・と
見知らぬ人も最後には仲良くなれました。

みなさんの共通点はプンダミリアに
お花をしに来てくださっていること。

お花の話題、好きな色の話題
そういうのがあるっていいなぁって改めて思いました。
そして本当にみなさん、プリザーブドフラワーが好きで
プンダミリアのデザインを気に入ってくださって
いるのだなぁとしみじみ感動してしまいました。

生徒さんは口々に
普段の時間を離れて贅沢な時間だったと
言ってくださいました!もちろん私もそうです。

楽しいレッスン、もっともっと楽しんで
いただける内容にしていかなくっちゃっと
引き締まる思いでした。