メンテナンスでより美しく。

2018.09.27 Thu | CATEGORY:日々のおもい

最近の嬉しいお客さま。
「メンテナンスしてください」と
前のお花をお持込される方です。

プリザーブドフラワーが世に定着しはじめて
から10年は経つのではないでしょうか。
私がこの店を始めた13年前、まだほとんどの
人がこのお花の存在を知りませんでした。
それから2,3年であっという間に人気がでて
今や、定番となっています。

出始めた時期に購入されたお花は、そう、
7年から13年は経っているということです。

最近、当時のお花をお持込されるお客様が多く
大切にして飾ってくださっていることに
本当にありがたく思います。

先日も、お母様が亡くなった年の母の日に
プンダミリアでプリザーブドフラワーを
ご注文いただいた方が、
5年ほど経ち、それをメンテナンスしてほしい
と持ってきてくださいました。
お母様の思い出もつまっているので
できれば雰囲気そのままきれいにしてほしい・・・と。

淡い色のお花でしたが、雰囲気残したまま
器もそのままで
少し明るめのお色に直させていただきました。

できあがりを見ていただくと・・・
とっても喜んでいただきました!
お母様の思い出も蘇る、と言っていただき
本当に大事な役割の仕事を
させていただいているなぁと
嬉しく思います。

プリザーブドフラワーは5年ほど長持ちする
お花、で知られていますが・・・
条件によってはそれよりも短く、
もしくは長く保つ事ができます。

お花をむき出して飾るとどうしてもホコリが
かかりますし、
ホコリがかかるとそのホコリが湿気を吸って
花に重みがかかり、水分も加わるため
かなりのダメージになります。

長持ちさせる方法は、ズバリ!ホコリを
こまめに取ってあげること!です。

そうはいっても、5年も、10年も経つと
どうしてもホコリ、湿気、色あせなどで
傷んでしまいます。

忙しくて、誰しもがお花のことに
手をかけていられません!そんなときに
ご自分を責めないで(笑)、ぜひメンテナンスに
いらしてください。

器は、割れない限り使えますし、
葉っぱやあじさいなども再生できることも
多いのです!
バラは繊細故に、傷んでしまうと修復が
難しいのですが、傷んたバラの部分だけ
交換して、新品と見違えるように
なります!

プンダミリアは、そういったメンテナンスの
技術に優れている!と自負しております。

他社で買われたものでもOKです。
愛情を持ってメンテナンスさせていただきます。

いろんな思いが込められたお花。
それをただ古くなったから捨てる、のではなく
メンテナンスしながら思いを紡いでいく。

それって本当に幸せなお仕事させてもらってるなぁ
とじーんとしながら制作させていただきました。

みなさんのお手元に、少し古くなった
プリザーブドフラワーがあれば、ぜひメンテナンス
にいらしてください!ホコリまみれでも構いません。
きっと
蘇るお花にびっくりされることと思います!