舞台観劇

2019.01.18 Fri | CATEGORY:日々のおもい

こんにちは!プンダミリア、オーナーの木下志磨子です。
やっと!寒さが冬らしくなりました。
寒いのが大の苦手な私ですが、
寒くないと冬を感じないなぁ・・・とぼやく。
つくづく自分がわがままだなぁと思います(笑)

さて先日、ロームシアターにある舞台を見に行きました。
「高丘親王航海記」というものです。
舞台といってもダンス公演というふうにうたわれています。

原作は
平城天皇の皇子、高丘親王が天竺を夢見て旅をするという幻想物語です。

それをダンスで表現する・・・・
ミュージカルでもない、演劇でもない・・・
不思議な舞台でした。

舞踏、とかバレエにはいままでなんどか見に行ったことはありましたが
いままでの感じと違い人の体の表現力の美しさを目の当たりに
したような体験をしました。

ダンス、といえば全力でめいいっぱい見せる!
あんなこともこんなこともできる!
という感じですが

ゆっくりとした動き、または静止している状態にこそ
美しさを感じました。

肩の動き、筋肉の動き、指先の動き感動しました。

ストーリーは面白くてなんだか不思議な世界観でしたが
そういったところに焦点をあててみると
いろんな楽しみ方ができますね。

そう、なぜこの公演をみにいったかというと!
コンテンポラリーダンス集団
「コンドルズ」の近藤良平さんが出ていたからなのです!

長年のファンである私は近藤良平さんのダンスを
見にいったようなものです。

でも、実際は、
共演された女性のダンサーたちに目を奪われました。
しかも最前列という近さ。
指先の動きまで鮮明に見えて贅沢な時間を過ごしました。

終演後、当たり前のように普段着に着替えた出演者さんたちが
ロビーでおしゃべりしているのに笑ってしまいました。

近藤さんと並んで重大な役の
男性ダンサーさんが普通に話しかけてくれました。

「ツイッターで、ナレーションが鬼聞こえにくいっていわれてるけど、
どうだった??」っと。

正直に
「聞こえにくいかもしれませんが聞こえてたところで、
何を言っているのかわからないと思います」
と答えました。
本当です。
表現が難しくてなんのことだかさっぱりわからない!
でもそれも世界観。
とても面白かったです。

さて、お花への学び。
お花でもあれもこれもできる!
見せたい、見てみて!私を見て!
っていうのではなく、
シンプルに美しさを、気持ちをお届けする!

それがうちのお花の役目である、少なからず
表現の大切な役割ってどんなかな、って
考えるきっかけを頂きました。

私の好きなオペラ「魔笛」の
楽曲が使われていて本当に
心が満たされた時間でした。

shimako

投稿者: shimako

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