こんにちは、プンダミリア本店の加守田です。
今朝は電車も人が多くて、いよいよ普通の生活が戻りつつあるのかな、このまま戻ってほしいなと思いながら出勤しました。
またまたスプンのことを…。
母の日が終わった週明け、うれしいことに、スプンに母の日にいただいたお花を持ち込んでくださったり、お店に送ってくださるかたが多くいらっしゃいました。
4歳の息子にはじめてもらったお花なんです!
子どもがおこづかいで買ってくれたお花なんです!もったいなくてすべて残したいんです!
…なんだか微笑ましくなりました。
生花をプリザーブド加工するには、一度お花を脱色します。そのあと着色をするのですが…
もとのお花のお色に近づけるよう染料の調合には努力をしていますが、お花の鮮度や状態によってでしょうか、うまく発色しなかったりすることもあります。
グラデーションなどは再現が難しく、どうしても単色の仕上がりになってしまうことも…。
なかにはプリザーブド加工に不向きなお花もあります。
大切なお花ですので、出来る限りきれいなかたちに残せるように、ひとつひとつ丁寧に作業をしています。
お客様おひとりおひとりのお花も違えばアレンジの内容も違います。同じ物がふたつとなく、世界にたったひとつのとても大切な記念のお花なんだなと改めて実感します。
そんなお花を扱っている…本当に緊張します。
でも、完成したアレンジをご覧になったお客様に嬉しいお言葉をいただいたりすると、こちらも幸せな気分になります。
これからも大切なお花を残すお手伝いができればいいなと思います。
ただ、スプンもコロナの影響を受け、資材が入ってこなかったり、営業時間の短縮だったりで、全体的に制作が遅れています。
楽しみにお待ちいただいているお客様には大変申し訳ないのですが、完成までもうしばらくお待ちいただけたらと思います。