私の運命を変えた、halloween。

2017.09.19 Tue | CATEGORY:つぶやき

店内、すっかりhalloween仕様になっています。

先日生徒さんと、日本におけるハロウィンの話になり

「ハロウィーンは日本には

昔は馴染みはなく、昔アメリカで日本人留学生が

ハロウィーンの日に間違って射殺されてしまった事件で

存在を知りました」

というお話を伺い、今まで思い出すことも少なかった、私の

人生を変えた事件を思い出しました。

そう、あれは忘れもしない1992年のこと。

今からもう25年前です。

当時私は高校2年生。強く留学を希望していて

アメリカのとある州立大学の試験を受けて

なんとか合格し、親も説得して留学する期待に胸を膨らませて

いました。

そんなさなかです。「日本人留学生が、ハロウィーンという仮装して

見知らぬお家に訪問するようなパーティーで、

夜に訪問した家の家主が怪しんで

『freeze!(とまれ!)』という言葉を聞き取れずにふざけていた所、

射殺されてしまう」という痛ましい事件がおおきなニュースになりました。

決まっていた大学がその事件の近くだったこともあり

急遽親から、ストップがかかりました。

アメリカのことは知らないけど、急に不安になってきた

留学は取りやめなさい!と。。。。

それでもどうしても諦めきれない私は半年ほど話し合いを続けたのですが

高校3年の最終決定をくださなければ行けない時期に

どうしても入学金をださない!という両親と、親の賛成なしには

許可できないという(そりゃそうですよね)学校側の説得で

留学を断念することになるのです。。。。

それで、先生から説得され、受験準備しなくても間に合いそうな

京都の英文科の大学がある!と言われて、、半ばやけっぱちで

京都に来たのです・・・・。。。。。

あの事件がなければ今頃、どこでどうしていたのか。。

確実にここにはいないのだと思うと、複雑な思いです。

留学生が射殺されてしまった事件は、銃社会アメリカでも

大きな話題になったと思いますし、銃規制を見直されるべきだとも思いますが、

そのころからあまり変わっていない現実は残念ですね。

そしてアメリカに行ったことのない親世代には

脅威のイメージがついてしまったのです。

結果論としては、ここにこうしていられる私自身いままでの

人生に悔いはありませんので、あの事件を恨んではいませんが

人生を大きく変えてしまいました。

日本ではそんなことはほとんど忘れられていますが、

皮肉にもそのあたりからhalloweenが人気になり

今やクリスマスにも並ぶ勢いの文化となっています。

日本では明るく楽しい、パーティとしてこれからもどんどん

定着していくのでしょう!

明るい話題でなくて申し訳ないのですが・・・

私の人生を大きく変えたhalloween。正しく楽しく、文化として

根付いていってほしいと思います。

あ、それから・・・。留学を諦めきれない私は

社会人になり留学経験することになるのでした。。。。(いつかのブログに続く。。)

敬老の日、思い出す日。

2017.09.11 Mon | CATEGORY:日々のおもい

「敬老の日」。私にとっては小学生の頃から
欠かさずに何かおじいちゃんおばあちゃんに
感謝を表してきた日です。

小学生のときはひいおばあちゃん、ひいおじいちゃんも
健在でした。
それが、一人亡くなり、二人亡くなり・・・
今や誰もいなくなってしまいました。
敬老の日という名前ですが
感覚的には祖父母に感謝の日ですよね。
(敬老の日の呼び方を変えてほしいと思います・・・)

だれもいなくなってもこうやって敬老の日が近づくと
祖父母のことを思い出すのです。

特に、大好きだったひいおじいちゃんのことを。。
こうみえても小さい頃生死をさまよう病気を
したため、みんなに心配かけました。

小学校の登山のある日、ひいおじいちゃんが
登る山の入り口に来て、私を見送ってくれました。
夕方無事山からみんなで降りてくると、なんとそこに
ひいおじいちゃんが!
なんと帰るまで待っててくれたのです。
「先生、この子を無事登らせてくれてありがとうございました」
と何度もいうので私は不思議におもっていたのを
覚えています。

このおじいちゃんが私にいつも
花を取ってきてくれて、それを
押し花にしたのが私と花との出会いなのです。

いつも花をくれるので、枯れるのがもったいない
と思い、母と一緒に押し花にしていました。

5歳ぐらいのときでしょうか。
そのときから「花を残したい!」という
思いがあったのだと思うと自分でも驚きます。

優しいひいおじいちゃん。もう30年以上前の記憶ですが
未だに心にくっきり残っています。

おじいちゃんのくれた花のおかげで今の
私があるのかもしれませんね。

敬老の日に、プレゼントはあげられないのですが
祖父母を思い出し、感謝することができます。

敬老の日、祖父母の日。みなさんもおじいさんおばあさん
を思い出して自分のルーツを再発見しては
どうでしょうか!!??

京都観光で嵐山

2017.09.05 Tue | CATEGORY:日々のおもい

先日、愛知県から兄の妻とその娘、つまり

姪が京都に来てくれました。

私は22年ほど前、親戚もツテも何にもない京都に来てそのまま居ついています。

なのでこうして親類が来てくれる

のは嬉しい事なのです。

2泊していきましたが、私は仕事があり

半日ほどしか付き合えませんでした。

付き合った先は、嵐山。

ザ・観光地!『えー、嵐山かー、人も多いし

観光地だよ』と言って、笑ってしまいました。

この人たち、観光に来てるんだった。

(どうしても、自分の仕事のヒントになるような場所に行きたがる私ですので、本当は

観光地はどうかなぁ、と思っていました)
せっかく、ということで、嵐山に同行しました。

予想以上の人の多さ、けれど

予想以上に綺麗になっていて、お土産物なども

充実していて、昔のイメージとは全く

違いました。姉や姪はテンションあがり、

『京都らしいもの』を次々購入。

その風景を遠目で見ながら

こうやって興味を引きつけるのか、、と勉強に

なりました。

昔は廃れかけていたようなお土産物屋さんも

リニューアルしてとても綺麗で新鮮で

新しいものがたくさん。京都の小物といえば

古典的な和柄のがま口とか、ハンカチとか

そんなイメージですが、もっとおしゃれな

『モダン和風』な柄のおしゃれな小物が

たくさんありました。

時代とともに変化していかなければ

お客さんの目に止まらない、お土産物といえども

厳しい世界だなぁと思いました。

次は、オルゴール堂。なぜ嵐山といえば

オルゴール??

後に調べると、北海道の会社が

観光地各地にこのオルゴール堂を出している

ことがわかりました。

観光地でなぜオルゴール?それはわかりません。

しかし、そこでも

新たな商品化のヒントが!!

オルゴールも進化していますが、

ここは昔ながらの

仕組みが見えるオルゴールに目が止まりました。

今の時代だからこそ、

電池も電気もいらない、ネジで永久的に

音楽がたのしめるなんて、

オルゴール、君はすごい‼️

と改めて感心したのです。
今更ながらオルゴール、私の心に

刺さりました‼️

これで楽しい商品、癒される商品を

つくろうではないか、と意気込んで買い込みました。

見ていた姉、姪も目が点(笑)。
どこにヒントがあるかわかりませんね。
今日はこれからそのオルゴールの新作に挑みたいと思います。

新作を作るときは誰もいないところでやるのがいいんです。

集中したいのです。

ちなみに、音楽も

「エリーゼのために」

とかではなく

「one love」というジャニーズ?の誰か曲

とか、西野カナさんの

なんとかって曲とかが人気だそうです。

(こういうところちゃんと覚えろよ!って

感じですよね(笑))

音楽は変わってるみたいです。私からすれば

そこはクラッシックがよかったのですが。。

さて、そんなこんなで結局いろんな発見があった嵐山。

楽しかったです。

野宮神社で一生懸命恋愛祈願していた

姪の思いが成就しますように。