医者は花屋になれるのか問題。

2024.03.29 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア、プリザーブドフラワー加工スプン
オーナーの木下志磨子です。

1か月ほど前に淡路島に行きました。
淡路島、いいですね~

海もあるけど山ではないけど
高原?もあり
すごくよいところでした

島全体、「たまねぎ!!!!」を
全力で推している感じで
サービスエリアもレストランも、とにかく
玉ねぎ
たしかに淡路島産の玉ねぎは大きくて
甘くておいしい~
私は生の玉ねぎ苦手なのですが
淡路島の玉ねぎのサラダはまったく
臭みがなくておいしく食べられました♪

ってことで、玉ねぎをたくさん買って帰ったら
1か月ほど前にたのんでいた
「鮮度がいいときに送りますシリーズ」
の淡路島産の玉ねぎが届いていました(笑)
ということで玉ねぎだらけの我が家・・・
気が付いたら写真のような感じに・・・
これはこれでかわいいから
かざっとこうか!と
しばらく飾られておりました・・・

さて!
なんだか最近アートというものの価値について考えております。
アートとは大げさかもしれませんが
お花でもセンスというかアート要素があると思うのです。

昔言われた何気ない一言がいつも頭の隅にあって・・・
それを口に出したらちょっと賛否あると思うので
なかなか言えなかったのですが
敢えていいます(笑)

その人は医者です。
でもずっと花屋に憧れていたらしいのです。
その方に初めて会った時のこと。

「いいなぁ!花屋さんって・・・
でも、私は母に花屋になりたいって言ったら
『医者は花屋になれるけど
花屋は医者になれないんだから
とりあえず医者になっておきなさい』と
言われて医者を目指すことにしたの。」

でもその人には花屋にならず
医者になっていてきっとこれからも
花屋にならないかと思います。

で、その時は私も正直戸惑いましたが
まあ、そりゃそうか。
自分の娘が頭が良ければそういうかもしれないな。
なんて思っていました。

けれど、たしかに花屋は資格が要らない職業です。
無くても花屋にはなれるでしょう。
市場で花を買ってそれを道端で売ってたら
もうあなたは「花屋」です。

けれど、そういうことではなくって
本当に生き延びられる
それを生業にできるのには
もっと苦労もあるし
昨日今日勉強したことでは
できないわけです。

よくわからないけど私は
やっぱり手に職のある仕事なら
医者じゃなくてもそれなりの時間を
費やしたぶんの成果がでると
思うんです。
それが職人というか!

だから、花屋は医者にはなれないけど
医者も急に花屋になんか
なれないんじゃないかなって思います。

高い偏差値の人が花屋になったら
ちょっと違った発想の面白い
花屋になれるかも!
それは花屋になりたかった医者よりも
もしかしたら価値があるかもしれません!
年収だって上回れる可能性がないわけではないと思います。

ということで、私は
いつもその言葉が引っかかっていて
時に「そうかもな」って思ったり
時に「そんなことはない!」って思ったり

一見なんだか刺激のある
きついジョークであっても
私の心に問題定義してくれたのだと思います。

医者だけではなく
アートだって、一日にしてならず。
花屋だってそうだ。
そんなプライドは少々持っておきたいものです。

かといって、ごめんなさい・・・
逆立ちしてもいまから 医者には
なれません、私。確かに(笑)。

ということで堂々巡りかもしれませんが
今の私は「医者だってみんなが
花屋として成功するわけではない」と
言い締めくくりたいと思います(笑)。

さ、さ、30年!!

2024.03.22 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア、プリザーブド加工
スプン、オーナーの木下志磨子です。

京都は、、吹雪いています。
三月も後半だというのに!!
めちゃくちゃ寒いです。なぜなのでしょう。

温暖化とはいいますが
きちっと冬は来てた模様です。
また春は来なくて夏が急に
くるパターンでしょ、もう
その展開には驚かないもんね。
と思ってしまいます(笑)

年度末でプンダミリアは繁忙期。
それ以上にスプンも
加工のお客様が毎日ご来店
いただき、いろんなシーンで
お花を渡す機会が増えているんだなぁと
じんわり思っております。
ありがたい。ありがとうございます!
バタバタしていて
何かとみなさまの返事が遅れがちな
私をお許しくださいませ

さて、なんとなんと!私が
京都にやってきてから
この春でちょうど30年です!
パチパチパチパチ~

すごい!30年!遥かに人生の
半分を越しました。

30年前
18歳の時、京都には大学の
4年間だけ過ごすつもりで
やってきました。

その頃は京都になんの希望もなく
言われるがままに受験し合格した大学に
行くために、行きたかったアメリカを
諦めてきた経緯があるもので
半ば投げやりな気持ちでした。

寮に入るのがイヤすぎて
引っ越し当日に送ってきてくれた
母と大喧嘩してしまい
気まずい別れになったのが、
懐かしくて、切なくて、後悔も
しているし、そのおかげで一生
忘れることはなくなりました。

新しい学校生活、寮生活のはじまり。
出会いのオンパレード!

会う人全員が見知らぬ人。

今までは長野の似たような環境の
人ばかりの中でしたが、
急に関西弁のなかにやってきて
なんだか不思議。
寮生活では、いきなり山形や山口、
四国の人と出会い、
みんなみんな遠いところから同じ
大学の同じ寮にやってきて
今日から一緒に生活するのです。
同じ風呂に入るのです(笑)

そして、きっとこの人たちと
うまくやっていかないなければという
空気をなんとなく感じながら。。。

そんな経験って大人になると
なくなりますよね~

振り返ると、
あの1日から、はじまったんだな、私の
京都生活30年の第一歩。

4年経ったら名古屋で就職
するつもり、、だったのに(笑)
(父の実家で母も親戚一同名古屋なので)

なにがいいたいかって、
結局はあの時寮に入って
よかったなと!

今の深い繋がりの人、この人という
繋がりの人は全て寮の友達、の友達、の友達
から始まってます!
この日寮に入らなければ
出会わなかった人ばかりが
私の大事な存在!
あっぶなー!!
拒んでたらどうなったことでしょう。
無理矢理入れさせた母に、
喧嘩してばかりだった母に、感謝です(笑)

写真をさがしましたが
お見せできる代物がなく(というか公開したら
怒られる(笑))
桜と撮った30年前の写真をブログの方で
遠目でお披露目しておきます(笑)

ともかく、30年京都にはお世話になってきました。
これからも少しはもうちょっと貢献できり
馴染めるように楽しんで行きたいと
思います。

30年、ありがとう、京都!
ありがとう、付き合ってくれている皆さん!

会うことにこだわる

2024.03.15 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア、プリザーブドフラワー加工
スプン、代表の木下志磨子です。

いやいやもう3月が半分過ぎたという噂は
嘘ですよね!まさかね!!まさか!
えーーーっと・・・カレンダー・・・
あ、15日・・・・どうやら噂は
本当らしい・・・

永遠がないということは
年を重ねるにつれはっきりとわかってきますが、
先日鳥山明先生がお亡くなりになったという
ニュースを聞いて、私の子供のころから
大好きだったあられちゃん、
そしてドラゴンボールは全く年を
とらないものでうっかり鳥山明先生も
不死身ぐらいの感じでいたのに
人には終わりが来るものなのだと
わかっていたのにまた、そうなんだよ、
と教えられた感じがします。

さて、というかそこからも
つながるわけですが、最近強く
思うこと。「リアルにミートすることの大事さ」です。
コロナ以降、人と会うことを制限されて
会わなくてもいいという新しい概念が
生まれ(笑)付き合い程度だったら
会わなくてよかったのでは。
という感覚になり今や食事会はコロナ前の半分
ほどに個人的にはなっています。

必要な人はzoom やLINE通話で
一応顔を見ながら話せるし
会うことの8割ぐらいはそれでも
要件をこなせていたのかもしれません。
それに合わなくても
LINEやSMSいう超便利アイテムを
手に入れたわれわれは会話は文字で
一瞬で送れるようになりました。
そんなことで・・・
ついリアルに人と会うことの必要性を
感じず過ごすのが日常になっていました。

ところが・・・先日私は関東に住む
高校時代の友達と会いました。

LINEではたまに連絡を取り合い、
長野に帰った時に連絡して会えたら会う
ということにしていたのが
お互い長野を離れて
なかなかリアルに会うのは難しい・・・
私は仕事でちょくちょく関東に行っていましたが
バタバタとスケジュール詰めるのでなかなか会えず。

そんな彼女と会ったのは
5年ぶりぐらいです。
会う前はなんかすこし緊張して
変わってないかなぁとか
どこから何を話そうとか
思っていたのですが・・・会ってみると
何のことはない!時間が30年前に戻った感じで
とても「普通」でした(笑)いい意味です。

高校の時の思い出話をするわけでもなく
今の仕事の話や親のこと家族のこと
いい意味でふつーーーに話せました。

いや、彼女だけではありません!
最近LINEで連絡だけ取っている人に
リアルで会う人が何人かいました。

会う前は緊張、もしくは
なんか勝手に私不義理をして嫌われていないかとか
想ったりするのですが
全員会うと、楽しくて話が弾む!!!

結局人は「会った方が」絶対に、いい。

と私は思います。
会うとどおってことない会話や
悩みをちらっと話して
そこから意外な解決策が
見つかったり。一瞬でできるはずの
LINEもなんか勝手に「わざわざなぁ」とか
おもってできないものなのです。

会うと顔を見ながらどおってことない
会話ができます。
そこから派生する話に意外と
ヒントが隠れています。というよりも
いいヒントはそういう余分な会話からしか
生まれないのかもしれません!!!

人生あと何年生きられるのでしょう。
平均寿命だと30年?40年?
でも病気や事故、そして健康に生きられる
のは20年、いや10年かもしれません。

それを想うと会いたい人に会って
時間を過ごすというのは
とてっも貴重なことかもしれません。

見えない糸でつながっている
ご縁がどんどん細ーくなり
切れてしまう前に
会いたい人には会い、糸をまた
太くしなければなりません!!!

ということで、私はこれから
「会うこと」にこだわり会いたい人には
時間とお金をかけても会う、
ということをしたいと思いました。

みなさん、お会いましょう!!!!
糸がつながっているうちに会いましょう!!!

花はなぜ美しいのか

2024.03.08 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア、プリザーブドフラワー加工スプン
オーナーの木下志磨子です。

大丸店がリニューアルしまして!
売り場がガラッと変わりました!

場所はもちろん、店自体が全然違うものというか
今まではシックな大人っぽい路線というか
プンダミリア・モノという名前で
白と黒とか、シンプル、
とかいうイメージでやってきましたが
一転、プンダミリア、に統一して
明るくポップな
そして、草花を身近に感じてもらえるような、
そんな感じの売り場になりました。

『何を売るか、ではなくどんな提案をするか、が小売店の役割だ』
ということを新しくなった大丸松坂屋百貨店の社長が
京都店に来られた際の朝礼で仰ってましたが、
本当にその通りだと思います。

いまやネットで必要なものはなんでも手に入りますが、
価値をお伝えすることは実店舗の役割だと日々感じております。
そんな店づくりを目指して行きたいと思っております!
よろしくお願いします!

さて
最近私が考えていること
『花はなぜ美しいのか』
これは私の推しの方(笑)が
ゲストでラジオに出られていた際に問われた言葉。

花はなぜ美しいのでしょう?

なぜ人は花に魅了されるのか?
なぜ花を持ってるだけでウキウキするのか?
花をもらうと特別な気分になるのか?

私は、生花店で生け込みを担当しているときに感じたことを
思い出しました。

花を持っているだけで、周りの皆さんが
優しくなる!
エレベーターを優先してくれたり
話しかけてくれたり。
なんでなんでしょう?

私は花のもつそんな力が未だに
不思議で未だに探求しています。

科学的な解釈だと、花に蝶が寄ってきて
受粉して遺伝子を残すために目立つ色をしている、
そういったことで動物的本能で
美しいと思う、とか?
鳥が美しい模様なのも
そんなわけも含まれているわけで。。

でも、なぜ、美しいと思うのか?
となるとまた話は別で。。
なかなか難しいテーマです。

今の所、『わからないところが美しい』かな(笑)

これからもずっときっと
このテーマが頭から離れなさそう。

それにしても
その美しさにまんまと(笑)魅了されて
こんな仕事をしていて、本当に幸せなことだと思います。
花を好きだけではなく、仕事として、
生業として!
携わらせていただいているのですから!

これからも花の魅力を皆さんと追求して いきたいと
と思います。

マウア・ポーレ~やさしい花々~

2024.03.01 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア、プリザーブドフラワー加工
スプン、オーナーの木下志磨子です

スキーはできないけど底冷えの
辛さがないなら暖冬も悪くないよね!
と思っていた矢先のこの寒さったら!
忘れた頃にやってくる寒気って
なんで忘れられないんでしょう。
それが自然ってものですね。
温暖化といいますが
寒くもあるし
地球誕生からの歴史を考えると
人間の力ではどうしようもない
ことがあるものです。。

さて!さて!
今日は3月1日!
プンダミリア大丸店は今日から生まれ変わってます!!

場所を移動したのですが(通算6回目)
6回目にして初めての試みというか
集大成というか、私の温めてきた肝入り商品の大発表!!
いたしました。

その名も『maua mpole』
マウアポーレ、と読みます。

スワヒリ語で『優しい草花』『やさしい花々』。

でも、現地では
『ありがとう』『いいことがありますように』
『優しい日々が訪れますように』
のような意味を持つ言葉として使われることもあるらしい。

このお花を使ったきっかけは
友人に
「お母さんの気持ちが明るくなるような花をプレゼントしたい」
と言われたからなんです。
お母さん、いろいろなことに悩んで
ちょっと気持ちが晴れないそうな。
年齢的にも我々の親世代、いろいろあります。

その友人の家はすごく素敵で
そのめちゃくちゃセンスのいい友人の建築士さんが作って
温かいのに、無垢な、それでいて
暮らしやすい、みたいな
大好きなお家なのです。

彼女の家をイメージして
あんなお家に、置くなら、、と
ずっと数年考えていて、、、
ある時私の構想と、ピッタリくる器に出会いました!

器が難しく、、
シンプルすぎても違うし
和風でもなく、洋風でもない、、。
いや、これまでも素敵だと
思うものには出会っておりました、
しかし、それは現実的に
値段や工程も
大量に安定して販売するのは
難しい、というものばかりで。

商品となると、自分の自己満足の
作品ではないから、そこが難しいのです。

それで、そのバランスを兼ね備えた
美しい器の出会い、しかも
安定的な供給と安心の国産
という奇跡的な出会いでした!

それでもう、これは、と
すぐに制作してみましたら
なんと、すんなり、ピンときまして
うん、これは普通に、、ほしい。
うちにおきたい。
そして人にもあげたい!
となり、スタッフも
私はこの色、私はこの色かな
とかってみんなウキウキしていて
これこそが、私の作りたかったお花なのだ!!

となりました。
何年かかってんねん、とは
言わないでください(笑)

しかし、今までのももちろん
私の大好きなものだったわけで
完全に移行するとかの話ではないですが
大丸店に於いてはこちらの専門店にする
ぐらいの勢いで考えております!

我が社には
『お花を通じてお客さまの気持ちをつなぐ』
という理念があります。

人から人へ花が渡る時
必ず込められた思いが
あるのです。

その思いを伝えるのにぴったりな
お花。
それがマウアポーレ。

マウアポーレ!
なんて素敵な響き!

みなさんどうぞご贔屓に
お願いいたします!