朝礼はコミュニケーションの場!

2021.03.26 Fri | CATEGORY:日々のおもい

台湾で始める予定だった仕事が
台湾に行けないのでストップしてしまってます。。

そもそも台湾の料理が好きで
雰囲気が好きで、人が好きで、
仕事をはじめたかったのですが、
もう少し、行くことができないのは覚悟です。

ということで、
先日仕事で大阪に行った時に通りがかりに
台湾カフェを見つけて入ってみました!

そこで見つけたのは!
私が台湾で朝ごはんとして出会って大好きになった
シェントウジャン。

豆乳に酢を入れて、なんかをなんかすると、
豆乳が凝固してドロドロになり
酸っぱ辛いというか、
なんか、例えようのない味がして
それはとても癖になるのです

そのシェントウジャンと出会いました!
もっと日本人に合わせて、上品な
味ではありましたが紛れもなく台湾の味でした!

さて、
ここ10日ほどでしょうか。
新しい朝礼を始めました。

私がテーマを決めて
1日2人が、そのテーマで発表する
ということ。

そういうと、なんかすごいできる会社みたいでしょう??
目標高く、時世ニュースも取り入れてみたいな。

ところが、私ですから!全く違うんですね?(笑)。

きっかけは、私はスタッフに
「昨日こんな晩御飯をつくったらさぁ、、、」
「今朝こんな人がいてね、、、」
などといつも聞いてもらってて
スタッフは私のことよく知ってると思うんです。
私もスタッフの個々のことは知ってることも多いはずです。
けれど、スタッフ同士ってもしかしたら
あまり知らないのかも?

うちの店はほぼ無休ですから
シフト制で、全員が顔を合わすことは滅多にありません。

なので、朝礼でそんな日常のことを話してみようか、
と突然おもいました。

そしてある日
突然、はじめたのです。

「さぁ、今日から朝礼変えます!
今日のテーマは、最近うれしかったちょっとした
出来事。これを1日2人に聞いていきます」

と。みんな、えええー!と戸惑いながらも
意外とすんなり、
楽しそうに話してくれました!

私のツッコミに合いながらも
みんなが、みんなを知ることがとても楽しそう。

そんなふうに思うんだ、とか
私もやってみよう、とか。

そんな感想もでてきました。

ついつい、テーマによっては全員の
聞きたい!ってなるから
今日は全員!とかいう時もありますが(;^_^

プンダミリアらしい朝礼です。
いまは大丸店は別でやっていますが、
この時代ですので大丸店にもズーム参加
してもらおうかと思ってます。

毎日のテーマを決めるのが私の担当で
それも楽しい!

コロナで友達や同僚とご飯に行けないですし、
今後もすぐに再開とはならない空気ですので
朝礼で「自分を知ってもらう」
「人を知る」
という時間、とても良いと思います。

人に話すって案外ストレス解消ですよね。

私はコミュニケーションのつもりで
今までスタッフにいろいろ聞いてもらってたのですが、
実は助けてもらっていたんだなぁと
改めて感謝しました。

これからのいろんな
スタッフの話、楽しみです!
時々、ここに使わせていただくかも(笑)。。

コラム風の続きを・・・

2021.03.19 Fri | CATEGORY:日々のおもい

すっかり春めいてきて気持ちの良い日が続いていますね。
(週末はまた雨予想ですが・・・)

うちの経理スタッフのお子さんも小学校卒業・・・
ということで、卒業&入学式につけられる
コサージュを作らせてもらいました!
写真がそのコサージュです。

コサージュというと
硬いオーガンジーのような素材で作った大きなお花が定番ですが
私だったらこれをつけたら逆に老けてみえるような・・・(;^_^
それで、私ならこう言うのがいいかな!
っていうのを、
その方の好みと合わせて作ってみました。
最近はシックな地味目の色合いのほうがおしゃれ感があっていいですよね。
つくりながら、コサージュはうちの定番商品化しても良いなぁと思いました!

さて、
前回のコラム風「ビバヒルが私の青春」
の中で私が京都に来た理由は・・・
ということを書き出したのに
結局は単にアメリカに憧れる女子高生
ということろで止まってしまいました。

「気になる!」
というそこのあなたへ続きをお伝えします(笑)。
(気になると言ってくれたのは若干1名でしたが(;^_^)

コラム風
「今度こそなぜ私が京都に来たか」

そんなこんなでアメリカにかぶれていた16歳のころ。
今思い返すとまだまだ子供、、、
なのに大人ぶっていたなぁ・・・。

アメリカで
「生きている!世界は広い!」
ということを知った私。
まぁ長野の田舎でいじめられていた小・中学時代を過ごし
高校でもなかなか周りになじめず、
そんな私が生きた心地を覚えたのがアメリカだった。

自由の国というと大げさだが
ヘイメン!ワッツアップ!みたいなホスピタリティにあふれ、
すれ違う人に
「そのスカートいいわね、どこで買ったの」
とか
渋滞で隣合った車に窓を開けて
「まったく、どうなってるんだよね!
ところで、そのステッカーどこで手に入れた?
え?コネチカット、コネチカットに従妹が住んでいて、
え?それは偶然!やっと走り出したぜ、じゃいい旅を!」
みたいなそんな人と人が気軽に言葉を交わしあうことに驚いたし
ちょっとおもしろくなったし、胸がざわついた。

私が居心地がいいのはここかもしれない。
40代になり振り返るとまだまだ子どもが何をいってるのか!
と思うがその時はもうそれが世界だった。

だからアメリカの大学に進学すると決めた。
英語の先生も推薦で入れる学校を探してきてくれ、
留学したいという生徒はあまりいない学校だったので個別特訓。
英語論文を書く特訓をして先生の協力で
両親にも説得をし東京まで受験に。

なんとか合格したものの、
やはり親が治安を気にして許してくれない・・・
連日連夜の話し合いで、なんとか先生を説得するも・・・・
留学は日本の大学行ってからでも遅くない、と諭され。

職員室で大の字に寝転がって
泣きわめいた日は一生忘れないだろう。。。。
先生たちが集まってきて
「き・きのした、おまえなぁ・・・」と
なだめられた(笑)。。

それで結局泣く泣く留学を諦めてその時すでに12月。
受験勉強していない私がこれから
入れるのは4年制の英文科はほとんどなく
推薦の枠のみ。それが
京都の「光華女子大学英米文学科」だった。

大学は確かに偏差値。
けれど入ってからは個人差がすごくあると思う。
熱心ならば偏差値の低い大学だって結構しっかり勉強できる。
いい先生だっている。

大学に入って本当にそう思った。
私はもう少し遊んでも、
と思うほど(でもないか・・・)
まじめに勉強して、英語科の教職免許も取った!
まぁ今はそれが何にも生かされていないけれど
その時があったからこそ今があるのかな。と。

そんなこんなで今にいたるのである!

今なぜアメリカにいないか・・・
つまりそれは
「京都に出会ってしまったから」
なのかもしれない。
京都は閉鎖的で小さな町と言われることがあるけど
そんなことはない。
色んな人が集まる面白い街。
差別的な歴史もあったりするけれど
アングラな文化が実はすごい受け入れられていて。
サブカルやアングラな世界が生活の中に関わっていて。
とてつもなく古くもあり、新しくもあり。
とにかく楽しい街なのだ。

どこに住んでいても、
アメリカのあの自由な感じ、
ホスピタリティ満載なマインドは忘れたくないし、
それは私の中に根付いている。

だから、アメリカだけでなく、
世界中いろいろ行って異文化を見たいし
それには、一つの拠点というものが必要なんじゃないかなあと。

それは私にとって今のところ、京都。

いまは海外どこにも行けないけれど
自分の「プロ」の部分を通して(プリザーブドフラワーです)
いつかまた色んな国に行っていろんな人と出会えたら楽しいだろうな、と
思うこのごろ・・・。

コロナワクチンもいよいよ身近なものとなりつつあり
街は人であふれています。

じわりじわりと、
日常が近づいてきていて浮足立っている感じですが
また逆戻り!とならないように祈るばかりです。

コラム風『ビバヒルが私の青春』

2021.03.12 Fri | CATEGORY:日々のおもい

西宮阪急での催事が無事終わり、
本当に多くのお客様に来てくださって、
毎回感じますが、、、
西宮に住みたい。。
それぐらいお客様がみんな暖かくて
売り上げ、というよりも直接のお客さまのお声がすごく嬉しくて!!
今回イベントさせてもらってよかったと、心から思いました。
新提案の、『filler bouquet +One』(写真)も、大好評。
小さなプリザーブドの葉っぱや小花のブーケに、
一輪好きなお花を添えて飾る、提案です。

「かわいいですね!」
「めっちゃかわいい!」
「全部欲しくなるー」
とか連続して聞くとなんだか忘れていたあのざわめき・・・
っていうと大袈裟ですが、
去年一年イベントができなくて、
ちょっと自信を無くしていたところもあるので、、、
こんなにたくさんの方に来ていただきうるっとしてしまいました。
お客様はありがたいです。
ありがとう、西宮、西宮阪急!!
また、必ずもどってきたい!

さて、いきなりですが
ちょっとコラム風です。

先日、その西宮近辺に住む比較的新しい友人と話していて
「しまこさんは、どうして京都に?」
という会話から
高校生ぐらいのときのことを思い出すことになった。

16歳から18歳の3年間は本当に人生を変える事がたくさん。
多くの人にとってもその3年間というのは
分岐点になるのではないだろうか。

それまで田舎の山の中で
特に大きな刺激もなく暮らしていたわけで。
大きな夢なんて一つも持たなく。
何かの才能があるわけでもなく。

周りの友達は
「考古学者になりたい」
「イラストレーターになりたい」
など目標があり、夢があり羨ましく思っていた。

その私が初めて何かに興味をしめしたもの、それは、、、
1990年代大ヒットした「ビバリーヒルズ高校白書」!!
15歳、初めて見た時の衝撃!
アメリカってすごっ!
なんだあのおしゃれな生活は!!

ストーリーは言わずもがな
ビバリーヒルズに住むセレブな高校生の恋愛やら人間関係やらを
描いたストーリー。
アメリカ人だってあんな生活をしてる人は
ほーんの少しってことは後に気がつく。

ビバヒルみて、英語で見たくなり
「あー英語喋れたらこんな世界に入れるんだ」
などとかなり浅はかな入り口から英語に興味を持つことに。

まぁ、当時の私は(いまでもかわらないといえばかわらないけど)
なんせ小泉今日子真似したけど
全然ダサいショートカットで
意味不明の日焼け止め禁止のテニス部で色は真っ黒。

典型的農耕民族体系で
ビバヒルの登場人物とは似ても似つかぬことに
なぜ気が付かなかったのか?
(それは気が付かなくてよかったのだけど。)

けれど、もうアメリカに行くと言ったらいくんだ!!と
周りの大人を大勢巻き込んで親を説得。
16歳。
単身6週間のアメリカホームステイに!
当時日本人皆無の、メーン州。
(ちなみに、ビバリーヒルズとは正反対の東海岸ですが)

まぁ、そこでもさらにさらに
人生の価値観を思いっきりひっくり返される!
アメリカ、でかい!
アメリカ、かっこいい!
アメリカすげー!!

世界って広い!!!

もう、頭の中夢のような気持ちで帰ってきたけれど、、
現実は厳しく。
部活休んで行ったものだから
帰ってきたら総すかんで、、
居場所がなく、仲良かった友達が口も聞いてくれない!

まぁ、今思えば、真剣にやってるひとたちからみたら
「は?アメリカ!まずは試合に勝ってからいえ!」
てことだろう。

けれど、わたしには、
私の心の中は世界の広さ、とか
違う考え方を受け入れる、だとか
そういったなんにも変え難い考えや気持ちがぐんぐん成長して
部活を休んだことでこんなにもイジメてくる周りの友達が
ちっぽけに見えたのだ!

気がつけば、
なんにも夢がなかったわたしに
目標はできていた!
こうなりたい、というイメージができていたのだ。

それはまさしくかけがえのない経験で、
結果その目標とまるっきりちがう生活をしているいまでも、
全く後悔していないし、
あの経験があるからこそ
何か一つプロフェッショナルになるということの大事さに
気が付いたのだ。。(とおもいたい)

とにかく、なにがいいたいのかは特になくて、
なぜ京都にきたのか?
と考えていると毎回ここに行きつく、
というだけの話で、、恐縮です。

あー、あの時アメリカ留学していたら
今頃どんな人生だっただろう。。

まぁでも、一つ言えることは
「京都に来てよかった!!」
京都は本当にいろんな人と出会える街。
縁もゆかりもなかった人に出会える街。

その京都で、とっても小さいながら商売させていただいている。
それって、結構、すごい経験じゃない?
めっちゃありがたいことじゃない??

と、
これも、世界を少し垣間見たから思える事だろう。。

二十四節季に想う

2021.03.05 Fri | CATEGORY:日々のおもい

いまも口にリンツのチョコをほおばって
この記事を書いているわけですが
私のチョコレート中毒は秋から春にかけて続いております。
高校生までチョコレート苦手だったのですが、
思い返せばアメリカで出会った
チョコレートソフトクッキーからでしょうか。
あれは!!!!危険な食べ物でした。
あのおかげで何キロ増量したことか!(笑)。
タバコのパッケージに真っ黒な肺の写真を印刷するぐらいなら、
このチョコクッキーにはメタボなお腹の写真を載せるべき!なほど
危険です(笑)。
そうしてくれていたら私はまだいまよりマシだったかも
しれないのにーーーーー

と言いながらリンツをもう一つ口に入れました・・・・(;^_^A
(まぁチョコ本体に責任はないわけですね)

それ以来じわじわとチョコ好きになり
今がピークだと信じたいところです。
(これから下り坂になることを祈って)

さて突然ですがSNSしてますか?
私はfacebook、Instagram、twitterは毎日見てます。
投稿はかなり少ないですが。

facebookの良いところは思い出を振り返らせてくれるところ。
けっこう絶妙なタイミングで絶妙の昔の投稿を
「〇年前の今日」って感じで半強制的に思い出させてくれます。

自分の投稿が少ないといっても
何年前も振り返るのは大変ですから
こうやってふっと出てくると振り返ってしまいます。

今朝は、9年前の投稿が現れました。
大丸京都店のエントランスを担当させていたときの写真です。

当時2年間にわたり、
エントランスのお花を飾らせて頂いておりました。
その間毎2週間ごとに、入れ替えしていました。
というのも、「二十四節季」に合わせて
香り・お花・音楽
でエントランスを演出するという大丸さんの構想があったから。

エントランスを大きく使って
「百貨店=お金をつかう」というイメージを払拭し、
「大丸京都店に来たら気持ちがいい!いい香りと音楽で癒される、
お花を見て心豊かになる」
という提案だったのだと思います。

正直、2週間に一度の入れ替えは本当に大変でした。
なんせメインエントランスにどーんと目立つお花を、ということで
高さ2.5メートルほどの大きなお花を生けるわけです。
私はプリザーブドフラワーの専門ですが
一応生花もしていたので
生花とプリザーブドフラワーの融合をさせていました。
自分でその提案をしたものの・・・
なかなか大変。
小さなプリザーブドフラワーをばらして
直径50㎝ほどの一輪の花を毎回作っていました。
それもいくつも。

あと、水に弱いプリザーブドフラワーと
水が不可欠な生花を組み合わせる難しさもありました。

そんなことで毎回二十四節季を勉強して
イメージを固め、制作していました。

大変だっといえばそうですが、本当に勉強になりました。
たくさん写真を撮ってもぜんぜん印刷しない、
つまりデータで見返すことがなければ見ることはない!

そしてそのデータすら山のような写真データに埋もれて
なかなか見つけられません。

そんなときにfacebookさまが
いいタイミングで教えてくれます。
グッジョブ!(←上から)

今回は3月5日の「啓蟄(けいちつ)」の
イメージで作ったお花です。

そして今日はまさに啓蟄です。
「啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は
「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、
大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。」
なんですって。
確かになんだか今日は生ぬるい感じの
気温で元気よく出てくるというか
だらだらしながら虫が穴から出てきそうな気候です。

昔のひとはすごいですね。

SNSしててなんかいいことあるの?とか
あまりやっていない人に聞かれますが
良いことの代表といえばそれかな!と思います。

思い出させてくれてありがとう、FB!
だから未来の私に向けてたまには残したい投稿を
しておきたいものですね。