水無月を食べよう

2020.06.26 Fri | CATEGORY:日々のおもい

普段なら四条烏丸界隈から
「こんちきちん」(練習)が聞こえる京都も寂しいもので、
祇園祭が中止になってしまい
いまいち夏が来たなー!
という感じがしません。
風情って大事なんですねぇ。。

祇園祭は混むし、道が通行止めになるし、
ゴミの散乱もあるし、と思っていましたが、
無くなると寂しい気持ちの方が強くて自分でも意外です。

さて、やっと都道府県を跨いでの移動が可能になりました。
早速沖縄へ行く人、東京へ行く人、
旅行を楽しむ人がSNSの情報から多く見られますね。

京都も少し人が増え観光客かと思われる人も
増えているような気がします。

とはいえ、、
飲食店では席を離れて座らなければだし
劇場やライブハウスも定員の50%までと言われたり
まだまだ通常に戻るとは言えません。

こうなって初めて、
舞台やライブなど、生で見るものからの
力をもらっていたんだなぁということに気づきます。
また、久しぶりに友達と会ってご飯を食べたりもしましたが
それがストレス解消になっている事にも気づきました!

美味しいものは
わかちあって食べたいですよね。

我がプンダミリアも、
6月からレッスンを再開して生徒さんたちに会うと
とっても楽しく話が尽きません!
みなさん、お花を作りに来てくれる、
という目的のほかに
「コミュニケーションを楽しむ」という
気持ちでいらしてくれている事を実感しました。

コロナ騒ぎで大変な目に遭いましたが
そういったありがたさや大切なものの再確認、
新発見があり少し落ち着いた今、感じ方が
変わってきたのではないかと思うこの頃です。

まだまだ第二波とか言われていますし
余裕はもてませんが
人と会える事の感謝、
お客様に来ていただける事の感謝、
自分にとって大切なこと、
というのを噛みしめて2020年後半過ごしたいと思います。

なんだか、今年こそ水無月食べなければ!
(京都では無病息災を願い6月30日に水無月を食べる習慣があります)
水無月は黒糖派の私です。

父の日に何を送りますか!

2020.06.19 Fri | CATEGORY:日々のおもい

先日まで京都では33度の暑さ、
それが今日は雨で23度の予想・・・。
体調崩されていませんでしょうか?

私はちょっと体調くずしぎみのこの頃・・・。
毎年恒例、夏の「甘酒」をそろそろ再開したいと思います!

甘酒と言っても、無添加ノンアルコールで飲みやすい甘酒です。
それを無調整豆乳で割って200mlぐらいを毎朝飲む、という習慣。

これを続けているとなんか体が調子いいんですよね~!
ただ、結構カロリーが高いようで(笑)。
朝ご飯変わりならいいのですが
これプラス普通の朝ご飯を食べていたら
体重がめっちゃ増えた経験があります!

まあ、この年になるとダイエットよりも健康が一番!
ということで(笑)。
さっそくお気に入りの甘酒を買いに行かなければ!

さて、今週末は父の日です!
母の日に比べてとっても知名度の低い「父の日」・・・。
父というのはどうしてこうも
あまり主役っぽくなれないのでしょうか(笑)

私は、アイスクリーム好きの父に
毎年欠かさずアイスクリームを送っていました。
ハーゲンダッツの詰め合わせだったり
高級最中アイスだったり・・
井村屋のあずきバー中心の詰め合わせだったり・・・

でもあるとき
「アイスクリームで冷凍庫がいっぱいになるからこれからは父の日はいいから」
と言われてしまったことがあります!!!

たしかに(笑)。
父の日の予算でアイスクリームとなると結構な量が届いて
そのたびに冷凍庫を整理して・・・と
大変だったようです。
一気に食べるものではないですからね!

それを聞いて3年前からは「肉」にしております。
父は年をとっても牛肉大好きな人なので
自分では買わないような少しいいステーキ用のお肉を送っています。

それ以来とても感謝されます(笑)!
もちろん、時々お花も一緒に送っています。
母の仏前に供えてくれるので、男性だけどお花も喜んでいるようす。

さて、みなさんはコロナでいろいろ大変なお父さんに何を送りますか??
またご自分がお父さんの方は何をもらいますでしょうか?

父の日は晴れるみたいですし一緒にお出かけもいいですよね!

良い父の日を!!!

晴れでも雨でも。

2020.06.12 Fri | CATEGORY:日々のおもい

先日まで乾燥に悩んでいたのに
昨日からすっかりジメジメモード。
家の周りに嬉しそうなナメクジたちをたくさん発見します。

雨というとどうしてもネガティブなイメージがありますが
雨でも楽しい!と思えることが何かあればいいですよね。
一つは、ぬれても全く気にならない服装、とか?
長靴、カッパ、とかの充実で雨が楽しい!ぐらいに
自分から変えるとか!
そんなことできればいいんですけどね、
やっぱり雨はじっとりです。

まあ雨の日があるから晴れの日の
ありがたみがわかるということですね。

さて、
だんだんと自粛が緩和されて少しずつ日常へ戻りつつあります。
そんな中でも、外国人観光客の方向けのサービスに関しては
先が読めない感じですね。
かつてないほどの外国人であふれていた京都市内も、
今はほとんど見かけることがありません。

日常にもどりつつある人と、そうでない人、
これをきっかけにもっと前進した人など、本当にいろいろです。
近所にたくさんホテルがオープンしています。
3月オープン予定だったホテルは未だに開けていないところもあります。

寺町や、新京極通りを歩けば「テナント募集」
の文字が目立ち、シャッターが下りています。
あぁ、自粛は緩和されたけどなかなか元には戻らないし、
戻るのをあきらめることもされたんだなぁと。

自粛が明けつつある今、
大切なことに気づかされたりしますよね。

私自身も本当に考えさせられました。
いままでは「母の日だから忙しい」
と一言で終わっていましたが、
ありがたみを感じました。

一年に一度の大切なお母さんへのプレゼントに
うちのお花を選んでくれる方がこんなにもたくさんいらっしゃった。
また、そういう機会を与えてくれた商業施設、百貨店の方々への感謝。

原点にもどって、大切なものはなんだったのか?
と考えさせられました。

「なんで、こんなことが・・・」
不条理なことが起こります。
それも不定期にたびたび起こります。
けれど、起こったときは意味など考えられません。
悲しみ、辛い、「まさか、私がこんな目に」。
と。

けれどそれを乗り越えられるように
人間できているんだなぁとも感じます。

コロナでいろんなことが一変し
大変な影響がある方もあるかもしれません。
しかし、これを乗り越えたらなにかあるんだ!
と思いたいものですね。

まさに、「雨があるから晴れが楽しい!」
私もいろいろ、がんばります!
一緒にがんばりましょう!

ブックカバーチャレンジ!

2020.06.05 Fri | CATEGORY:日々のおもい

自粛がだんだんと緩和され街も少しずつ賑わってきています。

ありがたいことに、
レッスンに来ていただいている方々にレッスン再開の
ご連絡を差し上げたところ
みなさん

「待ってました!」
「早くみなさんにお会いしたい!」
「お花以外にお話も楽しみです」

など、再開をとても喜んでくださるメッセージをいただきました!

単にお花を触りたい、ではなくて
お話をしたり、コミュニケーションを取ったり
という時間を大切に来てくださっていたのだと再確認!
「教室」という感じではなく「座談会」的になってしまっていて
申し訳ないと思っていましたが・・・
そう言う要素は大事なのかも!
と感じました!

6月からのレッスンが(もうすでに何組か来てくださっていますが)
安全にできるように対策をしていきたいと思います!

さて
先日facebookにて、友人から
「ブックカバーチャレンジ」なるバトンを受け取りました。

なにかといいますと・・・
趣旨としてはこの自粛生活で読書を広める
活動なんだと思いますが、
自分のこれまで読んできた本のブックカバーを
7日間連続でアップしてそれを次の人につなげる
という活動です。

子供の頃から図書館で本をよく借りて読んでいて本は好きです。
でも、7冊と限定されると途端に焦ります!

しかも、写真を上げなければならないので
現在手元にある本、というとだいぶ限られてきます。

そこで私が紹介した本を改めて紹介させていただきます!

1:深夜特急(沢木耕太郎)
大学1年のときに出会い、夢中になって読みました。
バックパッカーになれませんでしたが
とても憧れ、世界を旅している気分になり、
そこから旅好きになりました。

2:ウィリアム・モリス(英国の風景とともに巡るデザインの軌跡)
テキスタルデザイナーとしてだけではなく
芸術家としての背景や日本からも影響を受けたと言われる
個性的な植物デザインが惜しげもなく載せられていて
とても得した気分になる本でした。

3:風と共に去りぬ(マーガレット・ミッチェル)
高校1年のときに出会いました。
かっこいい女性像、アメリカ南北戦争の背景、
いろんな要素が詰め込まれた長編。
強い女性になりたい!と思ったのはこれがきっかけです。
アメリカへの憧れもこれが初めでした。

4:嵐が丘(エミリ・ブロンテ)
大学2年生ごろに出会いました。
とても暗く重い小説が多かった1800年代半ば。
その当時の住まいの雰囲気の描写がすごくて、
想像した図すら未だにイメージに残っています。
重苦しい内容でしたが強烈でした。

5:新史・太閤記(司馬遼太郎)
歴史に疎い私ですが、戦国時代の話は好きです。
戦略や人の動かし方、車も、携帯電話も、ネットもなく、
寿命も短かったこの時代にどうしてあんなに人を集められたのか、
人をまとめられたのか、城を建てられたのか・・・
疑問だらけです。もちろん小説を読んでもわかりませんが、
昔から大切なのは人を動かす、自分の行い、心。
だと感心されられました。

6:まんが道(藤子不二雄A)
自伝であるこの漫画は
貧乏な田舎の青年が母と妹の生活を面倒見ながら
漫画家を志す、そして夢を叶えるまでのお話です。
共感と、勇気を与えられ花屋の道を諦めずに進んでこられたのは
この本のおかげです。

7:ブラックジャック(手塚治虫)
漫画でありながら、人間の心のあれこれを
ふかーーーーくテーマにしてある
心にズンと来る本です。
いつ何度読んでも、心に響く本。
手塚治虫先生は本当にすごい人です。

あぁ、長くなりました。失礼いたしました。
だれも興味ないかと思いますがぜひ気になるものがあれば
お試しください!

どんどん暑くなります、無理せず
涼んでゆっくりとお過ごしください!