大名が倒産しそうな映画をみました

2023.06.30 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア、プリザーブドフラワー加工スプン
オーナーの木下志磨子です。

今日で2023年も半分が終わりました!
は・・・早すぎる。
誰しもがそんな気分でいることでしょう。
京都では6月30日は、厄災を払い
無病息災を願うという日とされています。
茅輪くぐりといって京都の神社には
多く設置されている茅(かや?)で
編まれた大きな輪っかをくぐる、
そして水無月というお菓子を食べるということで
そのお祓いをするのです。

私は毎年水無月は必ず食べていますが
茅輪くぐりは数回ほどしかしたことありません。
どこかで見かけたらしてみようかと思います。

さて、
先日私の大好きなダンスカンパニーコンドルズを
率いる近藤良平さんが<すこし>
出ているという映画「大名倒産」という
コメディタッチの映画を見てきました。

原作はなんと浅田次郎さん。
浅田次郎さんってこういう面白い内容も書く作家さんだったのですね。

主演は神木隆之介さん。
この人が出てる作品ははずれなしとか!
確かに演技もうまいですし
顔が男前すぎず、物語に集中できます。
(失礼?いや、ほめています!!)

内容は、それまでは庶民というか
鮭役人(鮭を商売にして税金を納める?)
の息子が徳川家の血を引いているということがわかり
突然藩主になってしまうお話。
しかし実は大赤字で現在で
100億円の負債を抱える藩であることが判明!
切腹することで倒産、つまり
自己破産とし、借金は政府が肩代わりすることになっている!
恐ろしいお話です。

なぜこんなことになったのかを
小四郎(神木君)とその仲間が
明るく解決していくというそんなお話です。

そこで、われら近藤良平さんは
大事な大事な警察官のような悪事を暴く役!
かっこいーーーー!!!

初日に行ったのに6名という
少ない観客だったので
思わず小さな声で「でたーーー!!!!これこれ
近藤良平さん!!!!!」と
隣の同行者にしがみつきました(笑)

かっこよかったなぁ
最初のセリフは
「どっかでみたような・・・この鼻水」
(笑)でした。
そんな一言でもキュン!と
なっていました!

さて、大名は倒産となってしまったのでしょうか。
それは劇場でぜひ!

これはとても気軽に見れる割には
見どころ満載でしかし
ポップコーンと炭酸飲料は
ぴったり似合う!そんな映画ですので
ぜひ劇場でごらんください。

いま、携帯でネットフリックスや
プライムなどの配信を見ている人が
多いことでしょう。
(あ、私もでした)
それに比べたら百倍以上の大きさのスクリーン!
ぜんぜんべつものです!

しかし人間の脳はすごいですよね。
こんな小さな画面でも巨大スクリーンでも
同じようにキャッチできて、
脳がちゃんと判断できるんですから。

あ、感想はですね。これは一部
本当にあっただろうというお話らしいのですが
なるほど、どの世も隙あらば悪いことをしようとする
ものがいるけれど
どの世も結局は一生懸命の正直者に
惹かれるものだというお話です。

悪いことは全く消えない世の中ですが
同時に、正直者で一生懸命やっている人が
結局は幸せになるという
ことなんでしょう!あ、ネタバレでは
ありません。推測です推測!!!

近藤良平さんが悪役ではなくいい役で
出てくれてうれしかったですね。
顔は怖めだけど心はまっすぐ。
まさに適役でした!!!

ということで、みなさん
劇場で、ぜひお楽しみください。
今年の梅雨は長いですからね。
映画が、しかもカラッと明るい映画が
おすすめです!

なんか映画見た後鮭が食べたくなり
海鮮の居酒屋さんに行きました(笑)。

ではみなさん良い週末を!そして良い後半戦の
スタートにしてください!!!

「生業」。渋いぜ~

2023.06.23 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア・プリザーブドフラワー加工スプン
オーナーの木下志磨子です。

京都も京都らしい暑さとなってきました。
というかまた梅雨らしい梅雨もやってきているようですね。
梅雨ってなかなかポジティブに表現できない季節ですが。
暑いよりマシとか?
寒いよりマシとか?
肌にとっては乾燥するよりマシとか?

でも結局すぐ暑い夏がくるわけですから
どんな季節でも前向きに楽しまないと損ですね!
夜が一番長い日もやってきて、
夜が明るいピークですから!
外で思い切りたのしみたいものです。

さて、
徹子の部屋を毎日録画している私ですが
先日高倉健さんのパートナーだったという方が出ておられました。
33歳年下の素敵な女性でした。

その際高倉さんの48歳の時の映像が流れたのですが、
そこでの会話です
徹子さん
「高倉さんはどんな方が好みの女性なんですか?」
高倉健さん
「…男でも女でも、その仕事を自分の生業だと
信じて一生懸命向き合っている姿に….なんというかグッときます」

おーーーー!とても分かります。
生業。なりわい。

いい言葉ですね~。
私も全くそうで、その道のプロって感じの人に惹かれますし
憧れます。

私は特に自分にはない、理系の知識とか
あると「かっこいー!」ってなります。

後、昨日今日では培えない技術とか。
年を取ればとるほど深みを増す
手仕事、手捌き。体の動き。
いや、そのほか
知識でもそうなんですが。

生業と信じた仕事に打ち込む姿ったらかっこいいですよね。

私は、といえば23年花の仕事をさせてもらってるわけですが
生業であり、打ち込んでいる仕事、と
今は言えるのかもしれませんが
花が好きで好きで子供の頃から
花屋になりたくて、というのとは少し違います。

ずいぶん前にも書きましたが
私と花の出会いのきっかけはひいおじいさん。
ひいじーちゃんが私にくれた
数本の「ネジバナ」という
ねじれて咲く花がきっかけでした。
5歳ぐらいだったかと思います。
すごく嬉しくて、
大事にその花を残したいと、
押し花にしました。
それから毎年
夏休みの自由研究は押し花。
父の大切な事典に花を挟んで
困らせたこともあります。

と、、まさか仕事にするとは
思ってませんでしたが、それが
今の「花を残す」仕事につながっているわけです。

生業、といっていいのかわかりませんが、
どの国に行っても通用する仕事、
というのは私には花しかありませんから。

普通に、私は大学卒業して
企業への就職を試みたわけですが
どうも本気度が足らず。
就職できず、、とりあえずの仕事を
しながら模索していくうちに、
花に行き着くわけです。

でも、そう言った経緯で花屋になってもいいわけで。
自分で後から決めて、生業にしたって
いいじゃないんでしょうか!

なんせ、続けること。掘り下げること。
人の役に立つ方法を考えること。

そうして続けていけば
生業になりうるわけです!
(たぶん)

だから、余計に私はもう、体がうずうずして
その仕事に打ち込んでいるという人が
羨ましいし、
憧れるし、惹かれます。
そんな人、滅多にいないと思いますが。
それが本当に食べていける仕事に
なると、かっこいい生き様になりますよね。
今思えば私の友達はみんな
プロフェッショナルである仕事をしています。
生業、ですよね。だから
私もパワーをもらえるのかもしれません。

私は、とにかくお客さまの
「気持ちのこもった花を、紡いでいくことが生業です」と
胸を張って言えるようにこれからも
掘り下げたいなぁと思いました。

あ、高倉健さんの
パートナーの方はジャーナリスト?
だったのか、
やはり彼女の仕事に向かう姿勢に
憧れられたのかもしれませんね。

今日も、花を紡いでいくぞー!

周りを巻き込んでます

2023.06.16 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア、プリザーブドフラワー加工スプン
オーナーの木下志磨子です。

私、先週から咳がひどくて・・・
耳鼻科では咳喘息だとの診断でした。。
初めに出された薬が全然効かなくて
耳鼻科の先生の顔が恨めしく思えて
夜中咳で眠れないとき
「薬合わない・・・」「先生・・・」
としかめっ面で思い出していましたが

再診してもらい、抗生物質出してみようか
と抗生物質飲んだらたちまち咳が収まり
今度は先生の顔が「さすが!」と天使に見えました。
勝手なものです。
先生すみませんでした。

さて
先日ルクアのお店作りの相談をしていろいろ
手伝ってもらっている友人に言われました
「しまこちゃんって周りを巻き込んでうまいことやってるよなぁ!」
って。

確かに!私ってとにかく知ってる人に助けてもらいまくっている!!!と。
それって県民性なんでしょうか。
田舎が大体そういう感じだらかでしょうか。

田舎では当たり前です、
これでこまっとる→〇〇さんとこの息子ができるんじゃないか
→お父さん電話取って→こんな話があるんだけど、うん、わかった、
とりあえずきて→話がまとまる
こんな流れ(笑)。

知り合いの知り合いまでたどれば何とか
なるっていう!

ルクアに関しては出店から何から何まで
私のつてをたどって
もとは仕事で知り合った人ではない
人ばかりを集めていたということに
振り返ると気が付きました!
でも、だからこそ強いっていうか。
そもそもどんな人かっていうことをわかっているから
頼みやすいし
私のある程度ダメなところも見てくれているので
ドジなことをしても信頼して待ってくれているというか。。

そんなこんなで今回はまたしても
私の中学の時の同級生の弟に
頼みごとをすることになりました!

友達から聞いていた情報によると
彼はずっと木工に携わる仕事をしているとのこと。
私はもう10年以上会ってないのでは??

でも、思い切って連絡してみようと
友人に連絡先聞いて現在岐阜在住の弟に連絡をとりました。

電話で話すのなんて多分初めてもしくは
「しまこです、お姉ちゃんいる?」ぐらいの
会話は高校生ぐらいにしていたかもしれませんね。

最初は驚いていましたが
さすが地元友達!全然違和感なく仕事の依頼させていただき、
今日サンプルが届いたのですが
めっちゃいい出来!!!!
結構適当にしか依頼していなかったけど
もうほぼ完ぺきな出来で素晴らしいものができました。

天然木はやっぱりいいですね。
木の香り、そして触り心地。
長野出身の私は木に囲まれて育ちました。
だから木のものをなるべく使いたいと思います!
木が、いいです。

それを商品にも妥協せずに使えないかと
依頼し今回実現に向かっています。

少し話しただけでこんなに
理想に近づけてくれるなんて!やっぱり
旧知の友人はいいものです!

みなさんにもお披露目できる日が間近かな!
楽しみです。

ということで、またまた私は
自分の友人ネットワークをフル稼働してしまいました。

周りを巻き込んでっていうのは
悪いことに聞こえますが
いいことですね!どんどん巻き込んで
行きたいと思います。私のまわりのみなさん。
よろしくおねがいします!

あ!
スタッフの上げてくれるインスタがとてもいいので
ぜひプンダミリア
フォローしてください・・・

ステキ邸宅

2023.06.09 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア、スプンオーナーの木下志磨子です。

毎年、愛知に住む伯母がサクランボを送ってくれます。
サクランボってすごくおいしいけどなかなかぜいたく品で
自分では買わないものですね。
だから一箱送られてきたらテンションめっちゃ上がります!
けど、足も速いのですぐ食べないと・・・
人におすそ分けする間もなく
私の口の中に幸せのサクランボが飛び込む毎日・・・
実に贅沢です。
私はフルーツ大好きなのでフルーツで季節を感じる派ですね。
台湾パイナップルも!最近めっちゃおいしくって
友人宅で出されて以来私も食べております。

さて、先日その友人の友人宅へお邪魔してきました。
友人のやっちゃんは、私にいろいろ友達を紹介してくれて
彼女のおかげで私の友達の幅が広がったというか
知らない世界を教えてくれる人です。

その一人、建築家、それもめっちゃセンスのいい方の家に行ってきました。
もうすごい外観からおしゃれが醸し出されていまして・・・
一言では表せない異国、それも多国な香がするのに
統一感と言ったらすごいんです。
センスというしか表現がないぐらいのお家でした。

私はこれまですっごいおしゃれというか
片付いた家などにはお邪魔したことは
もちろんあります。
キレイ!というのの共通点は
「物の少なさ。」・・・
私は、モノが多いからおしゃれな家に
ならないのねって思っていました。
でもでもでも!すごいんですよ、どこで買ってきたの?
の質問詰めぐらい、モノにあふれていて
なのに、片付いていて、なのにめちゃくちゃおしゃれ!
そしておしゃれな家は落ち着かないという私の
自分勝手なセオリーにぐうの音も言わせないほど
落ち着く空間なので在りました。

コンクリート打ちっぱなしって冷たい感じ・・・
って全然感じないし、
ステンレスと木目とコンクリート、
新しいものと古いもの
アジアの物、ヨーロッパの物、アフリカの物

対比するようなものたちがこの方の
手によって仲良く共存していて
それがとても心地よくって
飽きない空間になっているわけです。

「この木の切り株はベトナムで買ってきたの」え???
その辺に落ちてません?
こんな重いものを?

「このお皿も可愛くって絶対買わないといけない
と思ってウズベキスタンから持って帰ってきたの」

え?こんなでかい皿を???

みたいな、私なら絶対あきらめて買わない
物を海外から運んできたというのです。

なのに、ガラクタだらけとかではなく
洗練されていてすっきり。
物は多く見えません!!!なぜ。なぜなのだ!!!

ジェラシーすら感じるほどいえ
全く感じません、ほんとは。
だって本当に素敵すぎて言葉になりません。

なぜにこんなに物が好きなのに
無駄のない空間なのか?

それはやはり「余分なものは一切ない」
「テイストが絞られている」
ということに尽きるように思います。

ついつい、私は捨てられない余分な物を
捨てられずにおいています。

それっすね。それっす。
余分なものは置かない。それ。やってみたい・
っていうかやらなきゃ!

この素敵邸宅にはまったく及ぶわけもないのですが
私も少しは見習って余分なものを捨て
テイストを絞るということを
やってみたいと思います。あぁ
いつになることやら。

ちなみに私の友人の邸宅もこの方が
設計されたのでめちゃくちゃおしゃれ
なお家です・

あぁ。私もそんな余裕があれば
ぜひお願いしたいところですが・・・・

というわけで、私も人を呼べるお家に
したいと思いました・・・・

郷愁のアルミホイル

2023.06.02 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア、スプンオーナーの木下志磨子です。

台風が多い季節になりました。

夏は何かと出かける予定たてたいのに
台風もくるしで
運というのか、運命というのか
雨女とか晴れ男とか
そんなことを気にしながら予定たてるのが、
ちょっと気がかりですね。

雨でも全然楽しめるって思えればいいんでしょうが、
やはり晴れが好きです(笑)
あ、でも雨の日にしかも
大雨の日にお花見したのですが
意外と気にならなかったですね。
傘やレインコート、長靴の完全防備できていれば
楽しめるものです。
かわいいレインコート買おう!

雨女と嘆かず雨でも楽しめると思えたら最強ですよね。

さて、先日すっごい
記念すべきことがありました。

ついに。ついに!ということです。

『アルミホイルを使い切った』のです。

だから??
って感じでしょうね。。

でもこのアルミホイル、
ただのアルミホイルではありません!!

実は、大学で京都に来る時
今から28年前!!に母が持たせてくれたものです。

え?って感じですよね。消耗品、なのに??

いやぁ、こんなにアルミホイルを使わない人生だったのか?
いえいえ、母は飲食店していて
持たされた物が業務用のめちゃ太巻きのものだったんです。

それにしても、ですよねー。

アルミホイルってあまり使わないですもんね。

それがなんと、このたび28年の時を経て
使い切ったというわけです。
最後の役目はサイズが合わない鍋の蓋代わり。。
地味で申し訳ないです。

10回ぐらい引っ越しましたが
ぜーんぶついてきました!
あんなことやこんなことを
ともに過ごしてきたヤツです。

なんか、まじまじと箱を見つめ
母が持たせてくれた時の思いを考えてみたり、
今の私ぐらいより若いぐらいなのですが、
1人子供を京都に住まわせて
仕送りして、学費払って
もちろん父もですが。
その時の私は当たり前のように思っていましたが、
すごいことだと思いました。

こんな長いこと持つとは思ってなかったでしょうが、
アルミホイルをどんな思いで持たせたんだろう?

アルミホイルと、
イチビキの赤みそと、
なぜかキャベツの千切り機(笑)

覚えています。

子を送り出す母の気持ち。
寂しさと、応援する気持ちと
頑張らなきゃという思いと。

よくぶつかる関係でしたが
アルミホイルを見つめて
愛されていたんだなぁということ感じました。

アルミホイルですけどね。

物っていうのは最近は
ない方がいいと言われますが

物からいろいろ感じることもあります。
捨てずに置いといてよかったなぁ。