学生時代のアルバイト

2020.09.25 Fri | CATEGORY:日々のおもい
暑い夏は終わり、
毎朝何を着るべきか迷う日々がやってきました。
半袖なのか、長袖なのか、半袖に羽織るのか
でも寒かったらどうしよう、
けど、暑かったらどうしよう。
とクローゼットの前でウロウロ、、
それがお決まりの秋と春の朝の光景です。
夏や冬の服はたくさん売っているのに
なぜか秋の服は少ないんですよねー
七分袖のシャツを増やしたいですね。
さて、
うちの店に、6月から新たに大学生のスタッフ、
藤田さんが働いてくれています。
19歳。まさに自分の娘の年頃です。
19歳のかわいい女の子。
こないだまでJKだったわけです。
しかし。。。
彼女をみているとしっかりしていて本当に学生なのか?
といつも感心せられます。
一度言ったことはほぼできるし、
間違えてしまったら素直に謝り
どこがいけなかったのか、
これからの改善点についても考えられます。
仕事も丁寧です。
なんと、しかもアルバイト経験はうちが初めて!
それでこれだけできるって、なぜ??
と思い聞いてみました。
中高のときの部活の活動や文化祭の開催などが
結構大変だったらしく、
そういったことが身についたんですねー
私のときどうだったかなぁ
と学生時代のバイトを思い出してみました。
一番長くしていたのは
今は無き(´;ω;`)
河原町通のハーゲンダッツです!
大学2年のはじめから卒業までやってました。
親に「お酒を扱う店で働かないで」と言われてこれだ!と思ったのと、
店員にかっこいいお兄さんがいて応募しました(笑)。
(制服の白いポロシャツに黒いエプロンとキャップが3割増しに見えてました)
ほぼ全員学生のアルバイトで成り立っていたのですが、
まぁそうなるともうサークルの感覚ですよね。
店に友達がアイスクリームを買いに来てくれたら
キャーキャーいいながらしゃべるし
スタッフ同士でもワーワー言いながら働いていて
暇なときはたいてい恋愛の話とかしゃべってばかりでした(笑)。
その時の私がいまの私の店で働いていたら
怒られまくっていることでしょう。
まぁ根はまじめなので
仕事はそれなりにやっていたと思いますが・・・。
そんな私たちでもまじめに働けたのには
ハーゲンダッツの方針というか
スタッフ教育がちゃんとしていたことがあると思います。
まず入店前にビデオを見ます。
お客様への目線の配り方
[eye contact]
笑顔で
[smile]
商品は
[first in first out=FIFO]
など、大半忘れましたが25年たった今でも
覚えているんですからすごいビデオのクオリティですよね!
アイスクリームも売れるたび量を測るわけにもいかないので
3日シフトに入らなかった人はディッピングコンテストといって
シフトに入る前に一回で60グラム測れるように
手をならすまで練習して
3回続けて60グラムすくえたらシフトに入ってよい、
という厳しい決まりもありました。
(下の丸いのが60グラム上のちょっとしたおまけが30グラムです)
そして、毎週末には1週間売れたアイスクリームの量と、
現在残っているアイスクリームの量から
きちんと定量で販売できたか、というのが出されて、
それを全店舗で競争させるのです。
全国で誤差が少なかった店舗は表彰されて
無料券をスタッフに一人一枚くれる、
そんなこともありました。
(不正もできないですよね、知り合いがきたからおまけするなどの)
すごいですよね!なんか書いていて
改めてこんな仕組みすごいね、
うちでもなんか参考にすることできないかなぁと
思ってきました。
昔のことも思い出してみるものです。。。
学生でもしっかりと働けて意識させる仕組みがある、
ハーゲンダッツ。
外資系ということもあったのでしょうが
本当にしっかりしてました。
そんな仕組みがあるわけでもないわがプンダミリア。
それでも自主的に一生懸命まじめに働いて
成果を出してくれる藤田さん。
すごい!そして大学生の能力はすごい!と
感心させられているわけです。
写真は、
ひっぱり出してきた私のハーゲンダッツ勤務時の貴重な写真です(笑)。
それではみなさん貴重な良い気候の良い週末をおすごしください!

15年を経て!

2020.09.18 Fri | CATEGORY:日々のおもい

気づけばもう金曜日。
1週間がとても速く過ぎます!
9月16日はプンダミリア開店から15周年の記念日でした。
私は普段あまり記念日を気にせずに生きている、つまらない人間です(笑)。

ですので、15周年といってもこれといってなんの準備もしてこなかったのですが
当日になり、、「あ、今日は16日」と思いオープン当日のことが蘇ってきました。

オープン日の前、まる3日間、ほとんど寝れませんでしたので、
疲弊してもう動けないという体の状態でしたが、
精神力ってすごいですね!
お客様が来てくださると疲れていることなど忘れて
とってもハイテンションで接客したのを覚えています。

記念日になんの準備もできない冷めた自分かと思いきや、
そうやっていろいろ思い出して
当日の朝スタッフから思いがけず
「今日は15周年、おめでとうございます!」
と言われて、思わず涙しました・・・。
私が年を重ねることよりも、店が年を重ねていくことが
こんなにも大切なことに思っているんだなぁと我ながら驚きました。

プンダミリアは私の想いが詰まっているんですね。
いまさらながら。。
そうやって、自己を表現できる手段があることが
私にとって何より幸せなことです。
そしてそれを15年間続けてこられたのも
お客様、友達、先輩、元上司、師匠、家族、
そして支えてくれるスタッフのおかげです。
特に、どうなるかもわからず
ホームページを立ち上げてくれた友達。
彼女なしで発展は望めませんでした。
ありがとう。

みなさん、本当にどうもありがとうございます。
次の5年、10年に向けて妥協せずに
いい店を作っていきたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします。

さて、先日の続きです
————————————
2005年9月16日@四条河原町阪急6階

バタバタのなか、なんとかオープンに間に合いました!

こんなちっぽけな私が阪急にいきなり店を持てるなんて!と
入店して初めてその重みに気がつきました。
昨日まではお客としてしか関わってこなかった百貨店。
そこに自分の店の名前が刻まれる。。
なんか、じわじわ感動、、なんか、
気恥ずかしい気持ちで、
エレベーターホールの店内案内をみると、

店名が「プンダミリヤ」に(笑)。。

「ヤ」、じゃなくて「ア」、
なんだけどなぁ。。

担当のマネージャーさんに連絡すると、、
「全部変えんの大変や!まだ誰も知らへんのやから
いっそプンダミリヤにしたらええやん」と
言われました( ;∀;)
そ、そんなぁーーーーーーーーーー!!

しばらくの間、店内案内は
プンダミリヤ、なのでした( ;∀;)!!

そんなこんなで、なんとかオープン。
こないだまでの職場の仲間や、友達がみんな
お祝いに駆けつけてくれました。
長野の高校の友達からもたくさんのお祝いのグッズが届きました。

本当にありがたいことです。

その日は、これから一体どうなるんだろうかと
不安でしかなかったのですがなんとか15年続けています。

15年。まぁ、それはいろいろありました。
私も甘かったのでスタッフにいろいろ求めすぎて
ぶつかることもありました。

業者さんに手厳しく
「そんな信用のない人と掛売りの付き合いはできない、一年は現金で」と
言われたこともありました。

お客様に、「高い!」「高いのに小さい」
「なんなのこの花は?意味がわからない!」
と言われてしまう日々でした。

阪急に入るからには1年のうち364日営業です。
11時から21時までみっちり店を開けるのです。
店を少し閉めて休憩、なんてことはできなかったので、
こっそりしゃがんでヴィダインゼリーを食べた毎日でした。
12月31日しか休みがなくてほぼ一人で立つしかなかった一年でした。

「できる!」という気持ちだけで始めたけれど、
本当はもう辛くて体も疲れていました。

けれど、けれど、やっぱり
自分作ったお花を買ってくださり
プレゼントにしてくれるお客様がいらっしゃる。
オーダーで承った商品がお客様に、とても喜んでもらえて
「イメージ以上です!」と言ってもらえるのです。

それは、この上ない幸せなことです。
なんか、わからない分泌物が体から湧き出てくるんです!!
そして翌日も頑張れる。

不思議な力ですねー!

そしてそれは、今も変わらず続いています。

あの時に辛いからやめます、
なんて考えたこともなかったけど
やめなくてよかったなぁと心底思います。

あれから15年。
書ききれないほどいろんなことがありましたが、
一度としてやめたい、と思ったことはありません。
本当なのです。なんででしょう。

やっぱり、このお店は私の魂。
やめることは、魂がなくなることなのです。

これから、どんな店にしていきたいかとか
展望も、色々考えています。

みなさんを裏切らない、素敵な店作り、会社づくりを目指して
今日からも一歩ずつ進んでいきたいと思います。

長いか短いか 15年。

2020.09.11 Fri | CATEGORY:日々のおもい

先日突然変わったオーダーを頂きました。
同世代?ぐらいの男性でした、
店の看板をお花で作ってほしいということです。

看板・・・
ということは大きいですよね??

ご予算のことを考えると、造花などで大方作って
ところどころにプリザーブドフラワーを入れるという感じでどうでしょうか?
と聞いてみました。
ところが、、
「高くなっても造花は無しで!」と。。
あくまでプリザーブドフラワーにこだわりたいというご要望。

大体の男性は大抵プリザーブドフラワーと造花の違いがわからない方が多い中、
そこにこだわれるとは!意外でした。
ツウの方ですね。
これは力が入ります。

さらに、その看板のイメージなどを聞き進めていくと、
店名は「六花(りっか)」さん。
なんと!私がしょっちゅう行くお気に入りの台湾料理店ではないですか!
お花をぎっしり敷き詰めて、お花の文字で「六花」と、
ロゴの書体に忠実に入れてほしいとのご要望・・・。

私の制作魂に火が付きました!!!!

ということで納期2日という普段なら厳しいな、
というスケジュールですが、
話を伺ってすぐに、
ストアデポ(資材屋さん)に走り仕入れ先を回り、
材料を確保!それから下ごしらえをして作り始めました。

完成は、掲載の写真でどうぞ!

直径60センチ強の大きな看板が出来ました!
なかなか大きくてめっちゃ存在感のあるフラワーサインです!(今名付けました(笑))

そのお客様はプリザーブドフラワーにも詳しく、中華料理もできるんだ!
と思いきや内装などの建築関係の方で、
そのお店にリニューアルオープンの御祝で送られるとのこと!

出来上がりを見て頂いて、
とっても満足して頂けた(と勝手に思ってますが)様子。(ほんとかいな(笑))

贈答とは。すごい立派なプレゼントですね!
早速お店に行かなければ!!
私の好きな台湾朝ご飯も始められるのだとか。
毎週行く予感です。
割引券もらいました。これはもう行かないと。
またいつかどんなメニューだったか
こちらで報告いたします。

さて、前置きが長くなりましたが!
9月半ばといえばプンダミリアの周年記念!
2回にわたって、15周年の想いをつづってみたいと思います。

あれからもう15年かぁ・・・。

———————————–
あれは15年前の8月。
「1年以内に独立して店を始めたい」と
当時勤めていた花屋の上司に相談した直後ぐらい。

阪急百貨店の催事で私が担当者としてその花屋のブースを出したのですが
その際の部長があいさつにこられました。

上司が「コイツやめよるんですわー」
と軽い感じで話をしたところ
「え、独立すんの?それやったらうちで出さへん?」と
まさかの展開に。

上司から後日正式に、
「お前がやりたければ、そうしたらいい。ただしやるなら9月16日オープンだから引き継ぎもちゃんとできるなら、だけどな!」
とお話を頂きました。

「はい、わかりました。9月16日ですね、考えてみます」
ええええ???あれ???ちょいまって、
いま8月、9月ってあと1か月!!!!?????
考える暇なんてないじゃん!

独立って、えっと、お金は!?

25で急に花屋を目指した私。
広告代理店で営業をしていた時の貯金は全てはたいて1年花の留学に。

帰ってきたときはすっからかん!
花屋の給料で一人暮らしでは貯金もできるはずもなく・・・
「独立なんてやっぱり無理か」
と一度はあきらめたのでした。

しかし、両親・祖母に相談すると・・・
初めは反対していましたが、
「今を逃すと独立なんでできないんじゃないのか」
と言われ少々お金を貸してくれることに。

祖母も、母も自分で商売をしていたので
そのあたりは商魂たくましいというか潔いというか。
祖母は男勝りっていう言葉がぴったりの人。
ふんわりした優しい、おばあちゃん像、とは全く違い
祖父を亡くしてから自分で建設会社を興し、
1億円の家を現金で建てたというおっとこまえ!

孫が結婚するときにはそれぞれに
まとまった金額を用意してくれました。

「志磨子には、結婚するときにあげない代わりにいま渡すから車を買え」と。

そんなこんなで、なにがなんだかわからないうちに
オープンへ進んだわけです!

花屋の仕事も、結構私が責任をもってやっていたことが多く、
引き継ぎもとても大変でしたし、中途半端。
いまでもきっとその当時の同僚や取引先から恨まれていることでしょう(´;ω;`)

そうしながら、夜はオープンに向けての商品制作。
ポップや名刺、看板、手続きの書類・・・
もう寝る暇がないほど大変な直前1ヶ月でした。

でも、その時の心優しい花屋の先輩や同僚は開店準備室に駆けつけてくれて
夜な夜な制作の手伝いをしてくれたのです。
ありがたいことです。。。。

オープンの当日朝まで制作をして乱れに乱れた状態で
開店初日を迎えました!

それはそれは、人生で一番集中力発揮したときだと思います。
がむしゃらに!もう、何が何だかわらない、だけど興奮の絶頂!

そんなこんなで迎えた
2005年9月16日am11:00・・・・・

・・・・・次回へ続く・・・・・・

 

「病は気から」逆もまた真なり

2020.09.04 Fri | CATEGORY:日々のおもい

先日、いつも特別なオーダーをいただくお客様から
またまたオーダーの依頼がありました!

アーティストの方へ送るお花です。
二十歳の誕生日の記念すべきお花。

三輪の大きなバラを使い、一輪の大輪のバラにしあげました。
それを、当店オリジナルのハットケースに入れて、、、

開けたときのサプライズ感を一番に考えました!(写真のお花です)

そして、プレートには彼女のお名前とお誕生日の日付。
まさに、世界に一つのお花。
もらって嬉しくないはずがありません!!

そのお客さまは、私のことをとても信頼してくださり、
「オーナーがつくるものは間違いない!!」
とまでいつも言ってくださいますε-(´∀`)エヘ。
照れますが(笑)
そんな方の期待を裏切らないお花を探究していきたいものです。

といっても、いつもこちらのお客様の特別オーダーを考えることで
新しい閃きがあるので、お客様のおかげなのですが!

さて、
最近、体調が少ーしだけ良い気がします。
整骨院に行っているからなのか、
朝の豆乳甘酒を再開したせいなのか、、
体調が良いということは素晴らしいことです。
当たり前なのですが!

昔は整骨院など行ったことがなかったんですが、
2年前にすっごく体がだるくてしんどくて微熱があり
病院にいったら風邪でもなさそうだし、疲労かも、
と言われました。
その帰り道、鍼灸整骨院の看板が目に止まりました。
【疲労、肩こり、腰痛】みたいな文字。
いつも通る場所ですがその時ふと気になり、
行ってみることに。

頭痛、肩こり、吐き気、微熱だった私、、
その30分後にはもう体が軽くなっていたのです!
信じられます??
なんかよくわかりませんが、
本当に体調が改善!足取り軽く帰ったのでした。

それ以来、定期的に通うように。
ところがこの半年忙しかったりで行けていませんでした。

けれど2ヶ月ほど前に少し体調崩して以来
あまりにも頭痛、肩こりがひどいのでまた行ってみることに。
「すごいですね、この固まり方!」と驚かれました。
知らず知らずたまっていたんでしょうね。

そして、そちらのいいところは理屈で説明してくれて、
ストレッチの仕方を教えてくれるところ!
(イケメンの若い先生が)

ストレッチポールの使い方や
立ち仕事なので、仕事しながら足のむくみを防ぐ方法など。
いろいろためになることを教えてくれます!

その時に治るだけ、というよりも家でできて続けられて、
結果的に体調が良くなることを考えてくださってるなぁ、
と感謝です。

結果、続けて行こうっていう、気になりますね。
ついつい次回の予約をして帰ってしまいます。
あ、決してその先生がイケメンだからではないですよ(笑)

病は気からといいますが、
逆に、体調が良いと気も良くなりますね。

まぁ私にとって、気分が優れない時や疲れが溜まってる時
一番元気になる方法は一つ確立しているのですが…。
『店でスタッフと話したりお客様と話したりすること』

ほんとです。
体がしんどいなぁ、と思っていても
店の階段を上がると自然とスイッチが入ります。
あぁ、なんたる幸せ。
スタッフとお客様に感謝です。
いつも、私に元気をくれてありがとうございます!!

さぁ
9月はプンダミリアにとっていろいろ記念の時。
15周年です!
なんかイベントしたかったけど、
この状況では難しいかなぁ、
けど、元気よく、体調良いまま乗り切りたいと思います!