二十四節季に想う

2021.03.05 Fri | CATEGORY:日々のおもい

いまも口にリンツのチョコをほおばって
この記事を書いているわけですが
私のチョコレート中毒は秋から春にかけて続いております。
高校生までチョコレート苦手だったのですが、
思い返せばアメリカで出会った
チョコレートソフトクッキーからでしょうか。
あれは!!!!危険な食べ物でした。
あのおかげで何キロ増量したことか!(笑)。
タバコのパッケージに真っ黒な肺の写真を印刷するぐらいなら、
このチョコクッキーにはメタボなお腹の写真を載せるべき!なほど
危険です(笑)。
そうしてくれていたら私はまだいまよりマシだったかも
しれないのにーーーーー

と言いながらリンツをもう一つ口に入れました・・・・(;^_^A
(まぁチョコ本体に責任はないわけですね)

それ以来じわじわとチョコ好きになり
今がピークだと信じたいところです。
(これから下り坂になることを祈って)

さて突然ですがSNSしてますか?
私はfacebook、Instagram、twitterは毎日見てます。
投稿はかなり少ないですが。

facebookの良いところは思い出を振り返らせてくれるところ。
けっこう絶妙なタイミングで絶妙の昔の投稿を
「〇年前の今日」って感じで半強制的に思い出させてくれます。

自分の投稿が少ないといっても
何年前も振り返るのは大変ですから
こうやってふっと出てくると振り返ってしまいます。

今朝は、9年前の投稿が現れました。
大丸京都店のエントランスを担当させていたときの写真です。

当時2年間にわたり、
エントランスのお花を飾らせて頂いておりました。
その間毎2週間ごとに、入れ替えしていました。
というのも、「二十四節季」に合わせて
香り・お花・音楽
でエントランスを演出するという大丸さんの構想があったから。

エントランスを大きく使って
「百貨店=お金をつかう」というイメージを払拭し、
「大丸京都店に来たら気持ちがいい!いい香りと音楽で癒される、
お花を見て心豊かになる」
という提案だったのだと思います。

正直、2週間に一度の入れ替えは本当に大変でした。
なんせメインエントランスにどーんと目立つお花を、ということで
高さ2.5メートルほどの大きなお花を生けるわけです。
私はプリザーブドフラワーの専門ですが
一応生花もしていたので
生花とプリザーブドフラワーの融合をさせていました。
自分でその提案をしたものの・・・
なかなか大変。
小さなプリザーブドフラワーをばらして
直径50㎝ほどの一輪の花を毎回作っていました。
それもいくつも。

あと、水に弱いプリザーブドフラワーと
水が不可欠な生花を組み合わせる難しさもありました。

そんなことで毎回二十四節季を勉強して
イメージを固め、制作していました。

大変だっといえばそうですが、本当に勉強になりました。
たくさん写真を撮ってもぜんぜん印刷しない、
つまりデータで見返すことがなければ見ることはない!

そしてそのデータすら山のような写真データに埋もれて
なかなか見つけられません。

そんなときにfacebookさまが
いいタイミングで教えてくれます。
グッジョブ!(←上から)

今回は3月5日の「啓蟄(けいちつ)」の
イメージで作ったお花です。

そして今日はまさに啓蟄です。
「啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は
「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、
大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。」
なんですって。
確かになんだか今日は生ぬるい感じの
気温で元気よく出てくるというか
だらだらしながら虫が穴から出てきそうな気候です。

昔のひとはすごいですね。

SNSしててなんかいいことあるの?とか
あまりやっていない人に聞かれますが
良いことの代表といえばそれかな!と思います。

思い出させてくれてありがとう、FB!
だから未来の私に向けてたまには残したい投稿を
しておきたいものですね。

shimako

投稿者: shimako

「お花を通じて、人と人の心が通う」そんな願いを込めて商品作りをしています。 https://www.pundamilia.jp/