京都は今、祇園祭一色です!
たくさんの鉾や山が立ってきて
町のあちらこちらから「コンチキチン」が
聞こえてきます。録音を流すものもあれば
練習している本当の音色も・・・。
いいですね~。
年齢とともに祇園祭に対する興味が
深まってきました。
これも、演歌みたいなもので
子どものときは「じじくさい、ばばくさい」
と思ってたものが、
本質を知るにつれて、興味が湧いてくるのです。
京都に来たばかりのころ、今から20年ほど前は
ほとんど祇園祭の知識はありませんでした。そのころ
アルバイトをしていた
「ハーゲンダッツ河原町店」(今はなき)
が祇園祭のときは寺町四条で
テントを出して販売していたので
アルバイトで大忙しでした。
抹茶味が発売したてで飛ぶように売れ、
バスで西院のショップに分けてもらいに
行ったこともありました。。
そのころからもっと興味深く見ておけば
よかった・・・とおもいますが、まぁそれは
若者だったのです。
若者にとって祭りは遊びの場所。
ただ歩いて露店をめぐったり、はしゃぐ
だけのものでした。。。
私にもそんな時があったのでしょうか。
(わすれました)
この歳になり、祇園祭の意味、それぞれの鉾や山の
役割、飾りなどに興味を持つようになりました。
知れば知るほど奥が深く面白い。
街中の厄を落とす山鉾。
巡行の順番を決めるクジで
その年の京都の運勢が決まる!(ようなもの!)
それも面白いです。
山鉾自体も、間近でみると、かっこいいーーー!!
そして
なんともいえない風情。夏が来た!という
感じです。
例え、山鉾のために通行止めで
「あちゃー」となっても、それはそれで
いいのです。うちに来るお客さんも
山鉾で通りにくくて「かなんわー」といいながらも
どこか嬉しそうなのです。
という私は、まだ今年は山鉾を見に行けておりません。
しかし、今年は3連休がそのまま祇園祭の
宵々山、宵山、巡行
と続く偉い年です。偉い人出になりそうです!
京都人がどことなくそわそわするこの3連休。
みなさま、それぞれの祇園祭を
お楽しみください!