いつもなら修学旅行生と観光客でいっぱいになる京都ですが
去年に引き続き・・・・
出歩いている人はとても少なくなりました。
こうして、ニュースのコロナ患者数で人出が左右されるのは
なんだかもう嫌だ!という感じですが、
ワクチンが出回るまでは仕方ないのでしょうか。
そしてこんなコロナ渦ではありますが
母の日のイベントが決まりつつあります!
くずはモール、なんばマルイで期間限定ショップオープンします。
商業施設は感染対策しっかりされていますので
ぜひ足をお運びください!
さて
私は「徹子の部屋」という番組をもう10年以上録画しているのですが
(見終わったら消しています)
なんせそんなにも見る時間がなくてゲストを抜粋してみております。
先日は美輪明宏さんがゲストの回を見ました。
御年85歳。
それにしても昔からゆったりとしたお話し方というのもあるのか、
声や話し方は全然お変わりありません。
コロナをどう見ているか、という徹子さんの問いかけ、
戦争経験者のお二人に言わせれば
ステイホームも、防空壕に隠れているよりはマシ。
とさすがのご意見でした。
話はそれますが
最近、思うのです。
老いが怖いといいつつも年を取るにしたがって、
失敗や逆境を経験した数だけ乗り越えられていて、
またそういう時が来れば
「あの時こうして乗り越えたから大丈夫!」
という自信というか確信が持てて強くなってるなぁと。
見た目は老いますがそれだけ心は強くなっているので、
良しとしようとおもいます。
戻ります・・・
美輪さんに徹子さんが質問しました。
「コロナをどうやって乗り越えたらいいとおもいますか」と。
すると美輪さんはこういいました。
「人間は肉体と理性・つまり心、でできている。
肉体は物を食べてなりたっているわよね。
悪い食べ物を食べたら病気する。
良い食べ物を食べたら健康になる。
心は何からできているというと
文化を栄養に生きているの。
悪い文化を取り入れたら心は病気になる。
だから良い文化、音楽や美術やスポーツ
そういったものの中から良い栄養を吸収するべき、
今こそ心をしっかり豊かに保ってほしい」
と。
そんなことをおっしゃっていました。
一言申し上げるなら
「良い文化を召し上がってください」
という事かしらね。と。
なんかすごいすごいとは聞いていいたがこの人すごい。
と率直に思いました。
まず言葉に魂がある。
人を納得させる話し方、そしてお釈迦様のような問いかけで
妙に納得させられました。
本当に。
良い文化に触れるということが目に見えないものではあるので
どうしても後回しだし、
コロナで問題になりましたが演劇やライブが
直接見れなくなることで
一見ウィルスからは守られるようには思いますが
文化に触れられない、ということになりますね。
いやぁ、美輪さんが言うからにはそうなのでしょう!
良い文化を・良い文化を・良い文化を!
とあれから私の頭を離れません!
考えてみればお花(プリザーブドフラワー)
を作ることも一つの文化的行動。
私はコロナ渦でありながらあまり精神を病んでいないのは
こういった仕事をさせて頂いているからなのかもしれない
と改めて自分の仕事に感謝するに至りました!
美輪さま、ありがとうございます。
後半は
80代半ばの二人が
恋愛論について話してました。
「あなた、めんくいね。」
「私はめんくいではないのよ」
「あなたはめんくいよね」
「そうね、めんくいのときとそうでないときがあるわ」
等と
10代の女子が話す内容と変わらないことを言っていました。
でも、
「いい恋愛たくさんしたわ、あなたもそうでしょう」
「そうね、したわね」
「やり残したことはない、幸せな人生だったわ」
「私も、そうね」
この言葉は、10代では出てきません。
やはり、重みが全く違います。
心の健康のためには恋愛も欠かせない一つの文化なんですね。
80代半ばのお二人がこうやって人生を振り返り
幸せだったわ。と言える。
私も85才になった時に
やり残したことは、ないわ、と
言えるような人生をあと少し?
歩んでいきたいと思ったのでした。