ドラえもんから学ぶ

2022.06.10 Fri | CATEGORY:日々のおもい

6月ももう2週目!暑くなってきました!
夏は苦手―――な私ですが
今年は3年ぶりに祇園祭が開催されるとのことで、
とても楽しみです。
山鉾は年と共に見るのが楽しみになってきました。
長い祇園祭の歴史の中でも
2年間も開催されなかったのは珍しいことで、
歴史的出来事です。

そもそも、祇園祭は疫病を治めるために
始まったということですが、
コロナで開催できないなんて!皮肉なものですね。
3年ぶりの開催でコロナを封じて欲しいものです。

さて先日関東の出張のついでに
藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきました!
何回か前のこちらのコラムでお伝えしたように
私は藤子不二雄A先生の大ファンですが
もちろん、藤子・F・不二雄先生なしでは語れません!

どんな展示なのかなど
HPを見ても 結構なぞだったのですが
先生の想い・コンセプト・哲学がぎゅっと詰まっていて
愛にあふれたミュージアムでした。

一貫した先生の想い
それは「子ども目線をわすれない」こと。

ドラえもんの身長って知っていました?
129.3cmです。
これは当時の小学校4年生の平均身長だったそう。
ドラえもんが子供を見下ろすことがないように
この身長に設定されたそうです。
(ちなみに体重は129.3キロ(笑)こちらは
若手のお相撲さんの平均って言ったところでしょうか)

展示もすべてが4年生の目線で飾られているそうです。
貴重な原画であるのにもかかわらず
子どもの目線で、距離も近くで見られるところも、
先生の想いを受け継がれているのだなぁと感じました。

享年62歳、お若くして亡くなってしまったのですが、
残した作品数の多さがすごいです!
当時アニメ化など、本当に多忙だったとおもうのですが
3人の娘さんとの時間もしっかり取って、
本当に子どものこと考えておられた方なのだということがわかりました。

それに加えて
とても世界を冷静に見つめ
自分のやるべきこと、できること、を探求されていた
社会的にも人格者なのだと感じたのでした。

その言葉の一つ、印象に残った
言葉がこちらです。

『おそらく
時代とともに変化して行くのは人間のうわべだけで
人間の本質っていうのは変わらないんじゃないかとおもうの。

だから人間の本質を捉えていれば必ず共感が得られるのではないだろうか?』

本当に、こんなに時代は進化していて
便利なものがどんどんでてきて
文化が変わっていってはいます。

でも、それは人間の上辺だけ。
本質ってかわらない。

なんか、すごくわかります。

私も、物を作って売り出す仕事をしているからには、
こういったことを考えていなければいけないと思います。

人間の本質、この進化した時代に
お花をプレゼントしたいと思う
その気持ち、を大事にして
商品作りに取り組みたいと思ったのです。

それにしても、この町全体がドラえもん一色
になっていて、めちゃテンション上がりました!

大人も子供も大好きドラえもん。
私はQちゃんとジャングル黒ベェ
ファンですが!

また読んだことのない作品も
読んでみたいと思っています♪

shimako

投稿者: shimako

「お花を通じて、人と人の心が通う」そんな願いを込めて商品作りをしています。 https://www.pundamilia.jp/