本日は!!
プンダミリアの誕生日です!!!!
2005年9月16日
四条河原町阪急6階にプンダミリアは誕生しました。
今日で17周年ということになります。
人間だったら高校二年生!
来年成人!って年です。
当時まだギリギリ20代だった私。
25歳で花屋を志してからずっと
「自分で30歳までに花屋をやりたい」
と思い続けていましたが絶対に実現などしないと
親や周りの先輩から言われ・・・
確かに、どうやってするのかもまったくわかっていないのに、
なんでそんなことが言えたのかと
今思うと自分の無知さに感心してしまいます(笑)
そんな時にとつぜん訪れたチャンス。
やるかやらないか。迫られましたが
やる方にスイッチをいれたはいいけど貯金ゼロの私に何ができるのか?
最低限の仕入れなどのお金を両親に借り・・・
反対しながらも御祝ということでお金を出してくれたおばあちゃん・・・
そのお金でなんとか店を持つことができました。
振り返り始めると、
もう止まらなくなりますのでこの辺にしておきます。
ほんっとーーーーに
いろいろいろいろありました。
あっというまと言うにはいろいろあり過ぎました。
思い出すと泣きだしそう!
おかげ様で、という言葉を今日のこの日ほど
正しく使える日はないのです。
おかげさまで、みなさんのおかげ様で
17年間続けてくることができました。
本当にありがとうございます。
振り返ると思い出すのは大ピンチのことばかり。
いや、そうでもないか・・・
阪急の1階で母の日のワゴンを出したとき
信じられないことに長ーい行列ができていました。
あの鳥肌というか嬉しいやら怖いやらと思った感覚は覚えています。
自分の作ったお花が全国のお母さんに贈られるかと思うと
本当に嬉しいし、責任重大だということを感じました。
商売は簡単ではないし
売れるということがそれまで
私が思っていた「売れる」ということ
とは大きく違うんだということを学びました。
売れる、売れていない、
もちろん簡略化してそんな表現を使いますが
そんな風に言いたくないのです。
お客様の大切なお金を、
私たちの作ったお花に、サービスに、
価値を感じて頂けるので、
お支払い頂く。
そんな気持ちです。
続けるとかやめるとか言いますがそれって
自分で決めるわけではなくお客様が決めること
なんだとおもうのです。
たまに、「がんばってるね」と言われたりもしますが
謙遜の意味もあるし本当にそう思うのですが
「いやぁ続けてるだけです。なかなか大変です」
そう言いながらも考えてみると
本当にすごいことです。
17年間プリザーブドフラワーだけを販売し続けて
それだけで家賃も払い
スタッフにお給料を払い、
何もかも支払いしたんです(笑)。
当たり前といえば当たり前ですが
それが全部私たちの作ったお花のために
お支払いいただいた対価ということ。
それをおもうと、
「続けてるだけです」
なんていったらお客様に申し訳ない気持ちになります!
本当、お客様のおかげで続けてこられました。
ありがとうございます。
17年前に描いていた17年後の自分とは
ほど遠いような気もしますし
とっくに追い越した気にもなりますが
昨日税理士さんとお話して、
また新たな5年後の目標を立てました。
果たしてどうなるでしょうか!
さて、
今日も一人でも多くのお客様のお気持ちが伝わるようなお花を作るべく、
昨日までと同じように頑張っていきます!
ちなみに、ブログやSNSで周年のお話を聞いた方は
店頭に来ていただくと記念のお花をプレゼントしております!
ぜひ三条の本店にお越しくださいませ!
みなさん、18年目もどうぞご贔屓に
よろしくお願いいたします。
京都しまうま堂株式会社
プンダミリア
スプン
代表 木下志磨子