寒くなりました!それでもまだ夏物の七分丈に
カーディガンで、なんとか着回している私です・・・。
先送りの性格が本当にだめだと思いつつ、
お尻に火がつかないと進まないタイプです・・・。
さて、前回に引き続きまして台湾(海外)
にいって感じたことをもう一つ。
今回は、世界に見るお花の役割についてです。
万国共通、生花は、プレゼントに最適なアイテム。
それってすごい!
そこまでたくさんの国に行ったわけではないけど
どこの国に行っても花は特別な存在だと感じた。
食べるものや居住に必要なものではないのに定着している。
それはどこか音楽と似ていると思う。
人の心を癒やすためにある、それが花や音楽なのだと思う。
そして花はどの国でもたいてい
プレゼントの第一候補として考えられる。
結婚のお祝い、結婚記念日、お誕生日。
お祝いに彩りを与えるプレゼント。
それにコストをかける。
そのこと自体が!花に携わる仕事をしている私は
なんとも感動してしまう。
当たり前のようで、当たり前でないというか・・・
こんな利便性を追求する世の中であっても、
やはり花の役割というのは変わらない。
日本はその中でも特にお花を特別なときに渡す文化が
定着しているということ。
欧米では日常に花がある。
なんでもないときにふと買って帰って
花瓶に飾ったりするのが当たり前、というか
それが花屋の役割。
けれど、日本はオケージョンをとても大切にする。
台湾の友達に聞かれた。
「日本ではどんなときにお花を渡すの?」
一番忙しいのは「母の日」。これは納得。
(でもきっと日本ほどの盛り上がりはないのでは?)
次に、
3月の「送別」。これは驚いていた!
仕事をやめる人に、なんでお花を渡すの?
と聞かれた。
なるほど・・・。
日本では会社の送別会にお花を渡すことはごく普通のこと。
長年一緒に働いて、
「ありがとう」という気持ちを表すもの。
日本はまだまだ同じ企業に長年働くのが当たり前で美学でもあるから
そういったことが大切にされるのだろう。
そして、ここ数年で驚くほど変わったのが
「プロポーズ」の花束。
私が生花店に努めていたとき、
プロポーズにお花を渡すというお客様はあまりいなかった。
しかし最近ではプロポーズ=お花!というのが
定番になっていてそれはとても嬉しい習慣!
というように、日本では
お花をプレゼントする「オケージョン」が多岐なんだ!
とおもった。
日常における花、(仕事帰りに家族が花を買ってくるとか)
は日本ではそこまで定着していないが、
プレゼントに対する花の役割というものは多いように感じた。
とてもおもしろい。
世界を旅して、世界における花の役割、価値、
プレゼントとしての花の役割について
もっともっと知りたいと思った。
これが私が旅に出たい理由!
世界の花文化を知りたい!
そろそろ人生の過ごし方について向き合うという年頃で
本当に私がしたいことはなに?と自問することが多くなり
それは答えの一つであることを見出した
近くて遠い?台湾への旅行なのだった。