またまた台湾の話で恐縮です。

2020.01.24 Fri | CATEGORY:日々のおもい

私は今台湾に来ています。
こちらは1月だというのに日中は25度!
朝夕も、18度ぐらいでとても快適です。
食事も私にはとても合うし、毎年この季節は台湾に移住したいほどです。
冬なのに湿度があり、髪の毛や肌が日本にいる時ほどカサカサしません!
台湾の女性は美肌が多いと思っていましたが、これが理由かもしれませんね。

こちらでは、まず、私が有名なフローリストのレッスンを受けました。
台湾は、今すごくおしゃれなものにみなさん興味を持っていて
色使いも、渋くて落ち着いたお花をたくさん使いました。
「風を感じる」というテーマでしたが
テーマに沿って花を作るというのはなかなか楽しいものです。
言葉が通じなくとも、使うお花はもちろん全て知っているお花でしたし
お花(や何か)を通じてコミュニケーションできるっていうのは、
1つの職を身につけたことの強みだと感じました。

さて
それから、次は私の番。
花屋さん向けに正月の飾りのレッスンをしました。

台湾の旧正月といったら
赤と金色の派手派手なイメージですが(もちろん、今でも一般はそうです)
モダンなスタイルにしたので、選ぶのはみなさんやはり、渋い色。
グレーや、茶色が人気で驚きました。

台湾は、日本(東京)からとても影響を受けているように思いました。
顕著なのが、本屋さん。
蔦屋書店が日本ではどんどんおしゃれな展開をしていますよね?
こちらでも蔦屋?とおもうほどの作りの本屋さんがあり、
東京では古い倉庫や、高架下をリノベーションした
おしゃれなスペースがありますが、
そういったところもこちらでは人気です。

しかーし!もはや、日本は追い抜かれているのでは?
というぐらい、面白いアイディアがデザインの中に溢れていました!!
そして、どこもすごい人です。

そうなると、「真似」というより、
インスパイアされたうえにさらに独創性を足された感じになっています。

驚くほど、若者(20代から30代)たちは
どうやっていい写真が撮れるか、
にこだわっているし、
デザインが良いものから人気が出るということを分かっています。

写真映えするところが人気が出るし
いかにシンプルかつおしゃれであるべきか
みたいなことにこだわっているように思います。

私の作る花とは、コンセプトは少し違います。
私は、コンクリート打ちっぱなしのおしゃれな建物に似合う、
モーヴな雰囲気、を目指してはいなくて(台湾はほぼ100%そんなデザインが
人気です)
もっと、キュートで、ポップで、ハッピーな感じのお花を作っています。

だから嗜好が少し違うかもしれませんが、
そんななかでも、ポップなハッピーなデザインがあってもいいんじゃないかな、
って思いました!

とはいえ、店をだすなんて大層なことは考えていなくて、
でもいつか私のお花がこちらで役立つときがくれば嬉しいと、
心から願います。

ちなみに、今回台湾に来て普段全く完全に言われ慣れないことを
何度も言われました。
「あなた日本人?可愛い、きれい」というような意味です。
全て同行してくれた台湾人の女子が通訳してくれるのだから
多分、あってます。

あ、100%、60代から80代の女性にに、ですが。(笑)
いろんなお店に行きましたが、
なぜか、その世代の女性によく褒められました!
私は日本で容姿を褒められることなんて皆無です( ;∀;)
うーん。いい国です(笑)!!

なんでなのかはわかりませんが、
台湾の女性は痩せているからこれぐらいのほうがいい、
と思われたのかもしれませんね。

さて。そんなこんなで
たった2時間半で行ける国でも、
いろんな価値観の違いに驚かされ、ときに泣きたくなり、、
時に羨ましいと思い、時にとても嬉しくて
新たな自分と出会うことができました。

外国に行くと、まだまだ、知らない
自分自身に出会えるところがとても魅力です。

いやはや、2年前に少しだけ立ち寄った
宿で知り合っただけのことがこんなに、
やりたいことが実現できつつあるなんて、
本当に、本当に感謝です。
龍山寺という300年前からのお寺で占いをしました。
台湾で、何か始めることは大吉、とでました!

ということで、
また、すぐに戻ってくる日を目指して、
日本に帰りたいと思います。

shimako

投稿者: shimako

「お花を通じて、人と人の心が通う」そんな願いを込めて商品作りをしています。 https://www.pundamilia.jp/