時間フリーな田舎生活

2020.08.18 Tue | CATEGORY:日々のおもい

携帯が・・・・こわれました!!!
実家に帰っていた時のこと。

にわか雨が降りそうだったので
その前にお墓参りを済ませて家に帰りました。
田舎にいると携帯もあまり見ることもなく連絡も
あまりないので気にしないでいました。

そして、予想通りのにわか雨。
傘をささなくてもいいかな?
というぐらいの雨でした。
1時間ほどして、携帯が必要になり探していたところ、ない!
お墓に落としたのか?と車にもどったら車の外に落ちていました!!

あぁ少し雨がかかってる。けど使える!
と安心していましたら・・・・
夜になり急に携帯の画面が真っ暗に。
・・・壊れました(´;ω;`)
諦めがつくものですね。
不思議と全く動揺せず、ま、仕方ないか!と。
帰ってからアップルストアに行こう。
ぐらいに思っていました。

しかし翌々日の夕方、急に画面がついているではないですか!
「な、なおった・・・?」
安心したとともに、
「あぁこれでまた携帯のある生活が始まる・・・」
とどこか疲れ気味の私でした。。。

携帯は便利ですが、
持っていることで大切な何かを見落としてしまうということが多々ありますね!
写真を撮るだけではなく、目に焼き付ける、感じる、
ということが大事だということ、田舎に帰ると感じます。

さて、そんな田舎生活の様子を少しご紹介。

最初に言っておきますが私は
決して田舎を愛してやまない人間ではありません!
だから、長野を出てしまいました。。。
そんな私でも田舎で携帯がない3日間弱こんな経験をしたら
ストレスってなに?という気持ちになってきました・・。

まず、時間がわからない(笑)。
さすがに家に時計はあるしテレビもありますが
なんでしょう。
テレビもあまり見る気がしなくてニュースすらいらない!
という気持ちになっていましたので、時間を気にしなくて良い、
すると時計にも目が行かなくなります。

時間がわからないということは、
周りの景色と自分のおなかのすき具合だけで生活することに。
朝日が昇れば起き、朝食を食べ、洗濯をして布団を干して
日が高くなるとお昼ご飯の準備、軽くお昼ご飯を食べて、
家の掃除や片づけを少々。
川に涼みに行って足をちゃぷちゃぷと水につけ
「アブ」(刺されるとめっちゃ腫れる危険な虫)がたくさんで始めると夕刻近く。
散歩にでかけた先の川に何か動いた!
よく見ると水の溜まりに魚が!
「イワナ」です。
天然のイワナは田舎でも珍しい。
急いでたも(網)を持ってきてすくうとなんとイワナが4匹も捕れました!!!

すごいねーなんて話しながら帰ると
父が軒先で炭をおこしている
今日はBBQでもしよう。と。

叔母が持ってきてくれたお野菜、トウモロコシと、
買っておいたお肉、それからさっき捕ったイワナを焼いて食べる。
炭火は美味しい!
私は買ってきたイングリッシュマフィンを炭火で焼いて食べました。
めっちゃおいしい!
最高の贅沢!
きっとそのころまだ5時か6時(笑)。

温泉にでも行ってくるわーと
近所の温泉に(銭湯並みの気軽さで)お風呂に行き、
帰ってアイスキャンディーを食べながら星空を見上げ、
「寒くなってきたから家に入ろう」。
そして、眠くなったら寝る。

夜の気温、19度とかです。寒いです!
お布団をしっかりかぶって窓も閉めて寝ないと風邪ひきます(笑)。
(夜中でも35度の京都とはえらい違い!!!)

そんな生活を2日間だけさせてもらいました。
これは、私にとって最高のストレスフリーな時間です。

常々私は、時間に追われています。
朝起きて出る時間。家族の朝食、出かける準備、
仕事中も時間を常に気にしながら考えます。
帰ってからも寝るまでどれぐらいあるかとか考えてすることを考えます。
そんな暇なく「時間がない!」と胸騒ぎしています。

そんな私にとって、
時間を気にしない生活というものが、
一番のストレスを感じない方法だと気がづきました!
時間がないということが、
私にとってほぼすべてのストレスの根源です。
時間さえあればというか、
時間を気にしなくていいのならもっと
イージーゴーイングでゆったりとした人格になるような
気が・・・しなくもないです。

普通の生活をしているとそれが当たり前なのですが、
それが当たり前でいいのか??
もう少し時間にとらわれない生活を送れないものなのかと
考えてしまいました。。。

あ、しかしこんな生活は働き盛りの若者にとっては
毎日では少し物足りなくなるのかもしれませんね!

私も、できたら月に2,3日こんな日々を
過ごせる生活が出来たらもっと充実した日々が
送れるのかもしれないと思いました!

そんな生活の難点は一つ。
「都会のリズムに合わせる辛さ」です。
帰ってきてどうしても気温、エアコン、時間、のギャップに
追いつくのにエネルギーを要します。

同時に、虫が来ない、欲しいものがすぐ手に入る、
というような便利な生活もできるのですが・・・。

京都からたった3時間でこんなど田舎へと
タイムスリップのような旅。
浦島太郎になった気分。

さあ、浦島太郎のようにおじいさんになってしまう前に
現実を見つめた生活にしっかりと戻りたいと思います!

shimako

投稿者: shimako

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