今日は5月6日。
5月第2日曜である、8日の母の日目前です!
母の日は花を売るものにとって一番の繁忙期。
私も花に携わる仕事をしてからもう20年です。
この20年間ずっと5月の第2日曜日を意識しながら
生活してきました。
花屋としての初めての母の日は
随分早くから仕入れられたカーネーションを腐らせないよう、
そして咲き過ぎないよう
そしていい感じに当日に開くように
管理をするところからでした。
それからカーネーションで先輩が作った
プードルに目や鼻を付けていく仕事。
その時に朝から晩まで目や鼻にワイヤーを
付けてテープを巻く仕事をしていたおかげで
いま素早くできるようになってるのだと、
毎年この時期思い出します。
なんでも、修行というのは大事なことです。
そんな母の日、梅田ハンズ10階特設、大丸梅田店5階、
なんばマルイ1階、各東急ハンズさん
大丸京都店4階、そして本店のサクラビルで
母の日のお花絶賛販売中ですので
ぜひぜひぜひぜひお立ち寄りください!!!
さて
話題は変わりまして・・・
先日NHKBS「奇跡のレッスン」
に私の大好きなダンサーの
近藤良平さんが出演されました!!!
ドキュメンタリーで、
東北の私立の中高一貫の男子校の高校2年生が、
卒業生に向けてダンスで送る気持ちを表現するというものです。
そのダンスの講師が近藤良平さんです。
最初、有志でダンスをするのに集まった生徒たちは
きっとエグザイルのようなまとまった
ダンスをするのを想像していたことでしょう!
リーダーの男子も
「K-POPみたいなキレキレのダンスがしたい!」
といっていましたから!
しかし近藤良平さんは
そういう系のダンサーではなくて
もっと個人個人の個性を大切にした
身体の動きをつかって自分自身を表現するような
振付をする方です。
種類でいえばコンテンポラリーダンスです。
それに、見た目からして
キレキレのエグザイル系のダンスとは大違い!
とても個性的で飾っていない人です。
どんな講師が来るのか聞かされていない生徒たちは、
近藤さんが入ってい来ると微妙な空気に(笑)。
それでも、素直な男子高生たちは
日を追うごとに近藤先生の魅力を分かってきて・・・
体を動かす楽しさがわかってくるのです。
練習が何日か経ったある日、
例のリーダー的男子が近藤さんに相談をします
「もっとかっこよいダンスをさせてほしい!」と。
近藤さんの答えはこうでした。
「かっこいいってなに?」
「僕はかっこいいっていう意識を捨てた時、
本当のかっこいい自分になっているとおもうんだよね」
と。
「かっこつけてるやつってダサいじゃん?
かっこつけてるうちはかっこよくない」
聞いた本人は「うーん?」って感じでしたが
私はとっても腑に落ちました。
そう!かっこよいかどうかを捨てた時に
かっこいい!
すごいわかります。
自然体でいること、誰かの目を気にしなくなったとき、
かっこよさが生まれてる!
きっとそのリーダーは
かっこいい=K-POP
という概念だったのでしょうね。
しかし本番直前になり彼に
どんなダンスがしたいですか?と聞くと
「笑ってほしいです!」と。
かっこいい自分を見てほしいんではない!
先輩たちに笑って、卒業してもらいたい!
近藤さんと出会って、数日たち
彼の中での「かっこいい」は価値が変わっていったのです。
かっこいいというのが
見た目だけの価値観だったのが
「見た目は変わった人」
な近藤良平さんと関わることで本当の
「かっこいい人」を見つけたのではないでしょうか。
近藤良平さんは私の理想のリーダーであり
目指すべき人間像です。
魅力が詰まった「かっこいい人」です。
そしてその上ダンスはひそかにめっちゃ上手!
努力していないように見えるゆるーい感じを
醸し出しながらひそかにすごい
かっこよくこなしてしまうのは
やはり努力されているんだろうなぁと思います。
きっと彼らも数日間一緒に過ごすうちに
近藤良平さんの魅力に取りつかれたのでしょうね。
ダンスって、なんとなく
スタイル良くて運動神経が良い人がしなければいけない。みたいに思いがちですが
「誰もが踊れる、誰もが自分の動きを持っている」
というのが近藤良平さん流。
以前京都でもダンスのワークショップ合宿をされていました。
そのときは恥ずかしくてとても応募できなかった私ですが
次回そんなチャンスがあればぜひ応募したいと思いました。
かっこいいって、近藤良平さんそのものの生き方です。
あ、いろいろネタバレしましたが
5月8日(日)まさに母の日
朝8時からBSで再放送されますので
是非みてみてくださいね!!!
それを見た後は、
プンダミリアへ母の日のお花を買いに!!!
というような素敵な週末をお過ごしください!
「お母さんにありがとうを伝えよう!!!!」