クモノス

2022.12.16 Fri | CATEGORY:日々のおもい

グーンと寒くなりました!
冬がやってきました!!
手足が凍えるこの感覚が懐かしい感じ!
寒いのが苦手なのに
寒い寒いといいながら暖かい鍋を囲んだり
友達と何食べる?とごはんの約束をしたりして
ご飯を食べに行くのが楽しみなのです。
(結局食べること)

さて、先日昆虫博物館に行ってきました。
ちょっと苦手な虫もいますが
昆虫の美しさや強さに驚かされることがあります。
そしてそんな美しい色が出せるの?とか
そもそもあんな小さな体で飛べるエネルギーどこにあるの?
とか。

私はまず
はじめてみるタランチュラ(大きい毒クモ)
にくぎ付けになりました・・・
タランチュラは全っ然動かないのですが、
同じ部屋の中にいる生餌のコオロギ的なものが苦しんでいるんです、
動かないけど食べられることを察知してるんでしょうね、
ガラスをバンバンたたいて
「だしてくれーーー」
って言っているように見えました(笑)

すごいです、微動だにしないのに
恐ろしいオーラをだしているのか
すでに気体で毒を吐き出しているのか
わからないのですが
とにかくタランチュラの動かない怖さが
コオロギの気持ちになると恐怖でした。
いっそ早く食べてくれ、的な。。

それから驚いたのは
クモの巣を収集している人がいて
クモの巣のエキシビジョンがあったこと。

クモの巣は山でひっかるとギャーってなるし
家の中で見たらギョギョ!!!
ってなってすぐ払いますが
そんなクモの巣を収集しているとは!

それがめちゃくちゃきれいだったのです。
線で描いたような美しさ、
これを見ただけでは近代アート作品そのものです。

それが、蜘蛛があの小さな
体一つで作り上げていくんですから。

生きていくための餌をとるため
命がけで作った罠ををそろっとアートとして収集
してしまっていいのかどうかは別として
じーーーーっと見入ってしまいました。

かっこいい、蜘蛛、尊敬にあたいする、蜘蛛!

昆虫ははかない生き物ですが
ひとつひとつの活動がとにかく感激ものです。

あ、かといって私が今後
カメムシやゴキブリや蚊や蛾を
歓迎するという話ではありません!

自然の織り成す美しさに勝るものがないということを
実感したのでした。

人間って、なんなんでしょう。もしかしたら
一番自然の美しさを作り出せない
生き物なのかもしれませんね!

お花の仕事をしている以上・・・
そういった自然の美しさをもっともっと深追いしていきたいと
思う今日この頃なのでした・・・

あータランチュラが
夢に出てきそう。。

shimako

投稿者: shimako

「お花を通じて、人と人の心が通う」そんな願いを込めて商品作りをしています。 https://www.pundamilia.jp/