大好きな人に編んだセーター

2023.10.27 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア・プリザーブドフラワー加工スプン
オーナーの木下志磨子です。

私は最近毎朝御所の横を通って出勤しているのですが
烏丸通りから門の中をのぞくと
ついつい吸い込まれるように
御所の中に入りたくなります。
けれどそうしていると時間がないので
入りたいなぁと思いながら過ぎています。

先日朝早く出て、一番の予定まで少し時間があったので
御所に久しぶりに入りました

それで天気もいいし気候もいいし
ベンチで座って考え事などしていると・・・
ちょうど木の選定の作業中で
車が出入りしてそのたびに砂利から砂ぼこりが・・・
目が痛いわくしゃみがでるわ
そしてその作業の音もうるさく、
すぐに御所をでたのでした(笑)。

眺めているといいなぁとおもっていても
意外とそうでもないものってありますよね。
夏は日陰もなくて暑すぎるし冬は極寒だしで
意外と御所って広くていいのですが
くつろげない場所だということがわかりました(笑)
私はやっぱ鴨川派!

さて冬が近づき、私にとっては編み物の季節到来!です。
しかしここ数年まともに編み物に向き合っておらず、
小さな帽子やマフラーは毎年作っていますが
着るような大物は20年は作っておりません!というか
やりかけても完成しておりません!!!

今回のは絶対完成させたいと
誓います!!!

ここにも何度か編み物について
書いたことがあると思いますが
私も忘れてるほどなので書いていいですか(笑)

私は小学生のころに編み物をはじめまして
一番最初に作ったのはおばあちゃんに
あげるためのひざ掛け。
すっごい喜ばれたことをきっかけにどんどん
のめりこみました!

高校の時のこと。
大・大・大好きだった英語の先生がいました。
その先生が好きだから
英語が好きになったのかも?
と思うほど憧れていて
その先生に褒められたいために
英語は100点目指してましたし
いつも97点~100点でした!なので
おそらく学年3位以内です!英語だけ。
先生もそんな私をちょっと贔屓してくれていまして
こっそり残って受験勉強付き合ってもらったり・・・
アメリカの学校へ進学できるよう
親を説得しに来てくれたり・・・
テストを返してもらう時
目配せして「がんばったね」って感じで伝えてくれたり♡

そして女子高あるあるなのですが
生徒はほぼ全員「推し」の先生がいます。
正直、普通にしていたら
絶対目を向けないであろう先生にも
絶対ファンの女の子がいて
みんなキャーキャー言うだけで
リアルに付き合いたいなんて思ってはいないのですが
それ自体を楽しむって感じなのです。
あぁ共学の方にはわからないこの感じ(笑)!
私はもちろんその先生推し!
みんなからも公認、その先生が通ると
「しまこ、来たよ!」って言ってもらうほど。
窓から見かけても「せんせーーー!!」って言って
手を振ったり。

そして3年の卒業式の前日。
私は勇気を振り絞ってその先生に
ひそかに編んでいたセーターを
渡しました!!!すごい勇気!
若草色の縄編み模様が入った
スタンドカラーのセーター。
今でもはっきり覚えています!
めっちゃ高い毛糸を使ったので
めっちゃ重くなってしまってちょっと反省しました。

しかし当日。
なんとなんとなんと!卒業式の日に
先生はこのセーターを着てきて
くれたのです!みんなスーツなのに!
シャツの上から!!
そして壇上でその先生があいさつもするのですが
そのセーターを着てるんです!!!
私はうれしすぎて飛び上がりました。
先生は、わざわざそれを言いませんし
さりげなく着てきてくれて
もう、きゅーーーーん!です。
二人だけの秘密!って感じで!!
もう何がって、それが一番の卒業式で
覚えてることかなぁ。

編み物で先生に感謝と気持ちを伝えられて
先生もそれに答えてくれた!
私の青春の思い出です。

あ、ちなみにその先生は
「尾畑米子先生」といいます。
はい!女性です(笑)
教師に恋する女子高生の話では
ありませんでした~(笑)
先生とは今は年賀状だけのやり取りですが
できるだけ早くお目にかかりたいな
と思っています。

尾畑先生のおかげでいろんな
人生の選択肢が広がり
田舎から外に出ることを教えてくれました。
毛糸の重量以上に私の気持ちが
重いセーターでしたが
後にも先にもそこまで思いをこめて
編んだこと、ないかもしれません!

いまのカーディガンはもっと
気楽にさらっと仕上げたいと
思います♪
恋バナを期待していた皆さん
失礼いたしました~!!!

今日の音楽
最近昭和歌謡を聞いている成果
お勧めにこんなのが出てきて
聞いてみたらとてもよかったです。
https://youtu.be/1VOkeP9KcS8?si=enMIr5jvC1Ru85-n
涙とさよならする
歌なのになぜだか涙が出てくる曲です

shimako

投稿者: shimako

「お花を通じて、人と人の心が通う」そんな願いを込めて商品作りをしています。 https://www.pundamilia.jp/