「夫婦とは」

2024.05.24 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア・プリザーブドフラワー加工スプン
オーナーの木下志磨子です

わたくし・・・右ひじから手首というか
指先がずっと痛み・・・
テニス肘という診断でした
テニスもしてないのに・・・

どうやら手首の反復運動が
起こす腱鞘炎らしいです。

もうっ。
いっつも春ぐらいには調子が悪い私の腕・・・
皿を2枚割りコーヒーもこぼし
鍋も落とす・・・
手が手が手が・・・痛い(´;ω;`)

使いすぎということでしょうけど
調子のよいときは使いすぎなんて
かんがえないものです(-_-;)
来たな来たなという合図、
なんかほしい感じです。
ということでいろんな治療試していますが
今一つ効きません・・・
あぁ。体のどこか調子が悪いと
気分的にも晴れないものです。
早く治ってほしいものです

さて、先日母の命日ということもあり
実家に帰ってきました。
私は当たり前ですが子供のころから
父と母を父と母としてしか見てこなかったのですが(笑)

自分が大人、それも結構な中年になり
父と母の夫婦って何だったんだろうって
そんな目で考えることもするようになっております。

父は母が生きているとき特に
母に対してのやさしさは時々しか見えず
むしろどっちかというとぶっきらぼうな感じでした。
もともと無口の極みのような
人ではありますが私たち子供や孫、
犬には非常に愛情表現する
のに母に対してはどこか冷たいような・・・
私は両親の不仲すら疑うこともありました。

9年前に母が倒れてもう
病院ではいつ亡くなってもおかしくない
と言われてから亡くなるまでの1か月間、
父は
ひと時も母のそばを離れず
手を握り顔や体をさすって
タオルで拭いてあげたり
しているのを見て、正直なんだか
ちょっと不思議な気持ちになりました。

え?お母さんのこと好きだったん?
というか、そんな大事に思っていたの?
と。

そして、亡くなって9年たった今でも
母の写真を自分のベッドの近くに置き
朝晩欠かさず、お仏壇に
お茶とごはんをお供えしています・・・
(多分そんなことをしなくてもいい宗派というか
あまり宗教的意味はないのですが)

帰ったその日、
「ちょっと病院に電話して次の検診の日をきいてくれん?」
というので
電話したら6月1日だったので
それを伝えると
ぽつりと「誕生日だなぁ」と。
父の誕生日は6月9日・・
あら?ちょっとボケてる?と思いきや
母の誕生日が6月1日でした。

あ、私でさえすぐに結びつかなかったけど
覚えてたんだ・・・

これまた、「うーーーーん」と
考えてしまいました。

お父さん、お母さんのこと想ってるんだ。

うーーーーん。
生きているときにもっと優しくしてあげれば
なんて思いましたが・・・
本人には伝わっていたのかなぁ・・・・
どうなんだろう。
夫婦と言えども他人ですから
言わなくても通じるなんてことそんな
にないと思うんですよね。

生きてるときにやさしくしてあげたらという
気持ちもありますが
まぁ、いまこうして母のことを思うことで
母も安心して天国に行けてるかもしれませんし
父自身が救われているのかもしれません。

夫婦ってその夫婦にしかわからない
何かがありますよね。
他人には、子どもにもわからない何か。

年月とともにいろいろ夫婦の関係や形が
変わっていくのも面白いと思っていましたが
亡くなってもなおそれが
続いているということが
面白いというか不思議な感じがしました。

お母さん、お父さんは今頃きっと
優しくしとけばよかったなっておもっているよ
と手を合わせて伝えておきました。
1年1年こうして悲しみが
癒されていくのでしょうね。

shimako

投稿者: shimako

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