サヨナラからはじまる

2023.03.17 Fri | CATEGORY:日々のおもい

みなさんこんばんは!
プンダミリア、スプン
オーナーの木下志磨子です。

ホワイトデーでしたね!
プンダミリアはバレンタインよりも
ホワイトデーの方がお客様
多くいらっしゃいます。
2、3年前ぐらいはバレンタインデーの方が
男性のお客様多かったような。。
バレンタインデーは男性が女性にお花を!
という欧米の文化がとうとう日本にも定着するのか?!
と期待しておりましたが、、
結局チョコレートがまだまだ勝ってますね!
残念というのか、なんというのか。

私は一部お返しをホワイトデーにいただきました!
私にお花を頼んどきながら
私にホワイトデーをくれるのを
すっかり失念していた人もいますが(笑)
ま、いーでしょう。
日本人男性は、そんなもんです!!

さて、
卒業式シーズン真っ只中!
毎日袴姿の女性、見かけます。
すれ違う時「おめでとう!」と心で言っています!

卒業式はいいものです。
過去を振り返りつつ、
これからの新しい道を歩む第一歩でもありますね。

毎朝のスタッフの朝礼の時にお題を出して
一言コメント言ってもらってるのですが
先日のお題は
「思い出の卒業式」
みんなあまり覚えてなかったようです(笑)

私は小学校は全く記憶になく、なぜなら
全員で同じ中学に行くからなのと
6年の時の担任の先生とイマイチ折り合いが良くなくて、
やっと!!卒業できる!
みたいな感じだったからでしょうか。

中学の卒業式も記憶にないですね~

高校生ぐらいになるとちょっと覚えてまして
高校の3年間はかなり濃いものでしたから。。
良い思い出や嫌な思い出
今でも走馬灯のように思い出されます。
一番は、運動部で家から離れた私立高校だったので、
高校から寮に入った私は、
15から親元離れて暮らすことになります。
それで、きっと親元に住んでいる高校生よりも
ずっと自立していたし精神が鍛えられたと思います。

寮に入っている人たちは
みんなそうだったんでしょうね。
そこでかなり絆ができました。

だから、寮からの卒業、
学校の卒業、部活からの卒業、
ひいては、子どもであること
からの卒業!
そんな感じだったのではないでしょうか。

高校入学したての1年生と卒業間近の3年生って、
すごい違いですよね。
当事者の頃は気がつかないけど
振り返ると、全く別人なほど成長してるのではないでしょうか。

3年間のいろんな出来事振り返り
寮、クラス、部活でできたそれぞれの友達、
後輩との別れを悲しみながらも、

4月から京都に1人旅立つことになり
(長野から関西に行く人は少ないのです)
期待と不安で胸がいっぱいで
それが
春のなまぬるーい風の中に入り混じって
切なくなり、なんともいえない
卒業式だったのを思い出されます。

本当にこれで、さよならなんだね。
でも、
また会えるよ、すぐ会おう!
だから悲しまないよ!

と言って別れた友達と
その日以来会っていないのです。
29年も経ってしまいました。
結果的に本当の長い長い
さよならになってしまったことが
その時に分からなくて、、、
それが青春なんでしょうね。
分からなくてよかった。
わかったら悲しすぎるから。。

どうしてるかな、みんな。
農家のお嫁に行ったらしい、
外国の人と結婚したらしい、
夢だった仕事についたらしい。

私はなんて思われてるだろ。
すぐ帰ってくると言ったのに
京都に住み着いちゃったらしい、人

でしょうか。
生暖かいこの空気の中歩くと
そんなことを思い
なんとなく切なくなってしまいます。

卒業式、単なる学校の卒業ではなく、
サヨナラからはじまる
新しい道のはじまり。
だから、なんとも言えない
甘酸っぱい~ほろ苦い~でも
胸がいっぱい~!な気分になります。

卒業生のみなさんおめでとう!
これからの道をワクワクしながら
楽しんでください!!!

shimako

投稿者: shimako

「お花を通じて、人と人の心が通う」そんな願いを込めて商品作りをしています。 https://www.pundamilia.jp/